書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

差し迫ってきました

いよいよ年末も最終盤。大勢の方が、位牌堂のご先祖様へのお供えを届けてくださいました。今年も相変わらずご隠居さんに名札を書いてもらっています。私が書くべきなのでしょうが、効率などを考えると今までどおりが一番楽なのです。

消防団のこともあり、なかなか年末進行に集中しきれない状況なので、甘えています。おそらく来年も同じようになることでしょう。

子どもたちも、お寺の手伝いをたくさんしてくれています。普通の家ならばどんな年末を過ごすのだろうか、子どもたちの過ごし方として、これでいいのだろうかと自問することもありますが、私もお寺の生まれ育ちですので、参考資料がありません。私にとっても、年の瀬といえばお寺の手伝いをして過ごす時期という認識でした。

その分、お年玉は自由に使わせてもらっていました。貯金もせずに、ラジカセを買ってみたりして。ほぼ使い切っていましたよ。私の子どもたちには、まだそんな自由は与えられていませんけれど。長女だけは、自分で買い物をする金額と、貯金をする金額を決めるようにはなりました。とはいえ、多分親チェックが入りますから、完全に自由ではありません。

欲しいものも本ぐらいのようなので、心配しなくても使いすぎはなさそうなんですけどね。

ちょっと興味を持つ範囲が狭いのが気がかりです。いっそ、お年玉を全部使い切るように仕向けて、無理やりにでも今までにない方向に興味をもたせたら面白いかもしれません。

今のままだと、生真面目すぎるので、いろいろ心配なのです。