書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お世話になった方

本日法事2件。師匠と手分けでお勤めしました。私は師匠もお世話になった方の法事へ行ってきました。私自身もよくしてもらいまして、結婚の心配もしてくださったこともあります。それから数年後になんとか結婚できたわけですが、結婚する1年半前に、他界されてしまいました。

もしかしたら、その事を気がかりにされていた可能性もあるかと思い、おときに伺った際には今も無事にやってますと報告したりもしております。

いつも身にまとっている法衣も、副住職就任記念として、この方含めて当時の護持会相談役、総代さん方に買っていただいたものです。夏物・冬物・間物。三着いただいてます。いつも大活躍の法衣です。大切に使って、死ぬまでまとっていたい思っております。

法話の際に、そんなお話もさせていただきました。いつもは思い出話はせず、むしろどちらかといえば避けるような心持ちで臨むのですが、今日はどうしてもお話ししたくなりました。

孫に当たる青年が、今、消防団で班長をしてくれています。彼はこれからまだまだいろんな面で成長をしてくれると思っているのですが、その彼に、お祖父さんが各方面に気配りをしていた中で、お寺にもそれだけの気配りをしてくれていたということは、是非伝えておきたかったのです。

仕事の方面での出来事は、その方面の方々がこれからもそれぞれにお話しになる機会があるでしょう。でも、お寺のことに関しては、私か、師匠か、どちらかからしか伝えることが出来ませんから。

偉大と言って過言では無いお祖父さんの足跡の一部ですからね。

そんなわけで、今日も咳込みながらお勤めさせていただきました。お経の間は緊張感からか止まるのですが、お経のつなぎの部分ではまとめて咳が出来るような状態で、せっかくの法事の席がやかましくなってしまったわけですが、皆さんにはかえってご心配をいただきました。ありがたい事です。

午後から夕方まで、ほとんど寝て過ごしてしまいましたが、そのおかげか、少し咳が楽になってきました。来週のお葬式の準備にも何とか取りかかることが出来て、先程、21時半頃ですね、完了したところです。

明日も法事が2件。夜には秋のお祭りの関係各機関の代表者会議。屋台の組み立てのあるのですが、9時からなので法事の時間と近く、ちょっとお手伝いは出来そうもありません。申し訳ない。

明日の朝にはもう少し咳が治まってくれていればと願いつつ、今夜も早寝です。