法事の後席に、久し振りに着かせていただきました。新所原のお寿司屋さんにて豪華なお料理です。
ワタリガニの茹でたものがどーんと並んでいまして、さて、どうしたものか。
食べ方が分からないわけでは無いんですよ。ワタリガニにはなかなかお目にかかれませんが、入出でカタガニと呼ばれるワタリガニよりも二回りほども小さなカニの、殻が固い状態のもの。それはよく食べました。最近はそれすらもあまりお目にかかれませんが…
カニの食べ方。甲羅を外し、ブニブニを取りさり(何で言うんでしたっけ)、半分に割り、かぶりつきます。大きな場合にはさらに半分に割るわけですが、そんなサイズのカニに出会えることは滅多に無いですね。
問題は、この、かぶりつくシーン。通常、法事の後席には改良衣にて同席させていただきます。ぱっと見どころか、どこをどうみてもお坊さんな訳です。
その姿でカニにかぶりつくのは、いかがなものか。
お施主さんやご親戚の皆さんは、気にせず食べなよと言ってくださるのですが、思い切れませんでした。
お孫さんがたくさんいましたので、そのうちの元気な男の子にお皿ごと渡して、食べてもらいました。おいしそうに食べてましたよ。
久し振りの法事の後席は、賑やかで楽しかったです。