書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

慌ただしく台風対策

午後から、先日遷化された御老師の本葬儀打ち合わせ。その前に、消防団の台風対策として、土のうを積むことになりました。入出の中に一部浸水しやすい場所がありまして、それを防ぐための対策です。

今回は台風の勢力自体は弱そうなので、土のうは積まなくても良さそうだと判断していたのですが、結局積むことに。

初めての土のう積みです。第七分団は、土のうを積む頻度が多いため、市内分団で唯一自前で土のうを保管しています。自前と言っても、区民に保管用地を無償提供していただいてるんですけれど。この保管用地を移す話も出ているのですがその話はまた今度。

その保管場所。話に聞いていたものの具体的にどこなのかは見たこともありませんでした。結局今日もその場所を見る事は無かったのですが、三役で唯一、トラックを出してもらった部長が現地を見ましたので今後の活動に支障はありません。

平日の真っ昼間の作業でしたか、思ったよりも団員が集まってくれました。感謝。

しかし、台風が迫っている割りに影響があまり出ていないせいか、土のうを積む先にも車の出入りがまだありまして、完全にふさぐことが出来ません。結局、晩方もう一度集まってもらって仕上げの作業をすることに…

非常にもったいない時間の使い方です。私の予想ではもっとも雨がひどくなるのが今日の午後だったので、晩ではもう遅いと考えていたのですが…

ま、すでに運びこんであるのですから、危なくなったら近所の人が積んでくれるでしょうと判断しました。

作業後、お寺に戻り、ほとんどそのままの勢いで打ち合わせへ。いよいよ遺品のフルサイズ一眼レフカメラとご対面。

ところが、オートフォーカスのピントが合いません。マニュアル操作で自分で合わせればもちろん合いますが、現実的ではありません。

レンズも少し汚れているので、もしかしたらそれが原因かなと。でも、オートフォーカスに影響が出るほどでは無いと思うのですが…

とにかく、悩んでいる時間はありません明日の午前中、まだ台風の真っ最中かも知れませんが、カメラ屋さんに走ってメンテナンスに必要な物を買い込んでこようと思います。

フルサイズ一眼レフカメラの性能自体はやはり素晴らしく、私の一眼レフカメラでは手ぶれ写真になってしまうような少し暗い場所であっても、簡単に撮ってしまえます。これは良い。素晴らしい。

センサーのサイズが大きいというのは、こんなにも楽なのかと実感させられました。(センサーサイズが大きいと、明かりをより多く取り込める→シャッタースピードが速くできる→手ぶれしにくくなる)

打ち合わせも済み、お寺に戻る途中、入出の火葬場の下で土砂崩れが起きていました。片側一車線の道路を3分の1ふさぐぐらい飛び出してきていて、市の職員と思わしき方々が駆けつけていました。

私は土のう積みの仕上げに向かいましたが、その後、土砂崩れ警戒のパトロールをしようかどうしようかという話になり、一度は計画したものの、結局取りやめとなりました。この辺りは、私だけでは判断できず、いろんな力が働いての結論となりました。分団長といえども、組織全体の中では振り回される側です。

明日の午前中、はやいうちに台風は過ぎ去っていく予報です。直撃コースですが、さほど被害が広がらずに去ってくれることを願うばかりです。