書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

平日の法事

珍しく、平日の法事が多い月です。先週も一軒ありました。今日も一軒。来週も一軒あります。

今日のお宅は、命日に合わせての法事でした。天気がぐずぐずしていましたが、お墓経の際にはぽつりともせず、ゆったりとお勤めが出来ました。

おかしいのはその後です。私の体が全然元気が出ません。昼間から布団に潜り込んでの昼寝。でも、いつまで経ってもシャキッとなりません。

娘2人は今日から学校再開です。夏休み中にがんばった成果と、学校から持ち帰っていた大量の荷物を持って元気に登校していきました。

あの荷物を見るたびに、せめて教科書は電子媒体に変えて、少しでも軽くして上げたいと思ってしまいます。私自身が体格が小さくてかなり苦労しましたので、我がことのように感じるのです。はやく電子教科書の時代が来ないものか…

と、言いたいのはそこではなくて、元気に登校していった子どもたちの姿を見ているのに、自分には全然元気が沸いてこなくて、その差に愕然としてしまうのでした。

でも、夜には消防団の月例訓練。でも、今夜は座学です。今までは火事場での対応力向上させる訓練がメインでしたが、今月から3回に渡って、震災対策研修を行います。今月が座学、来月からふた月は、救助訓練などが予定されています。

今日が座学で良かったです。体を動かす訓練にはついて行けそうもありませんでした。座って話を聞いている限りでは、何とか集中力も持続しました。

分団としての備えもまだまだ整っていませんが、そもそも我が家の備えもまだまだです。湖西市では7日分の食料と飲料水の備蓄が求められているんですね。浜松市は3日分なので、湖西市も同じ程度で良いと思っていたのですが、これは大変です。家族全員の7日分の食料って、どの程度になるのやら。

浜松市の3日分というのは、3日間で公的な支援体制を整えるという意思表示です。大震災が来ても3日後にはなんとか食力の配給など出来るようにするから、3日間は自力で何とかしてください、という意味です。

湖西市の7日分というのも同じ意味合いなのかな?

正太寺では避難所としても機能できるように、自家発電を目的としてソーラーパネルの設置などをしたいのですが、今は資金難にあえいでいるので遅々として計画は進みません。平らな本堂の屋根に設置できれば、けっこうな電力を稼げそうなんですけどね。心配なのはパネルの重み。重みで本堂が傷んではいけませんから。

なんていうことを帰宅してから考えていたら、日が変わってしまいました。調子が悪い時には早く寝るのが一番の薬になるのに、どうもいけません。早起きは揺るぎないので、早寝を徹底しないといけませんね、私の場合は。