書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

伊豆旅行!!

2日目、最終日。

下田海中水族館へ。ほとんどが海上にあるのですが、私のイメージで地下トンネルをくぐって完全に海中にあるのかと思っていました。全然違うんですね。エリア内の一つの建物が、全体の3分の2ぐらいが海中にある、という扱いでした。

そこの展示は割りとオーソドックスなものでしたが、お掃除に入っていたおにいさんが素晴らしくて、写真を撮ろうとするとポーズをとってくれますし、ウツボを抱っこしてみたり、ウミガメを捕まえてきたり、後から怒られやしないかと思うようなことをしてくれました。その全てがシャッターチャンス。

アシカショーのアシカと、お姉さんのラブラブな関係にも感銘を受けましたが、このお兄さんはおいしいところを持って行ってくれました。素晴らしいです。

そういえば、イルカショーの終わった直後、サプライズがありました。来場者の中のどなたかへのプレゼントを預かっているというのです。そのどなたかとは、観客席中段中央というベストな位置でショーを見ていたイケメンお兄さん。どうやら、一緒に来ている彼女さんと思わしき人からのプレゼントのようです。

そのプレゼントを、ショーに出ていたイルカさんが渡してくれるというのです。

そのイルカは、ショーの最中にはボールを胸びれで挟んで立ち泳ぎをして運ぶことが出来るのですが、その要領で、プレゼントの入った発泡スチロール製の箱を、ステージに上がったイケメンお兄さんに手渡し、です。

箱を開けると、ジップロックに入った赤い小さな箱が。ジップロックに入れるとはかなり厳重です。赤い箱、あの中身はアクセサリーだよなぁ。女性にだったら婚約指輪でも入っていそうな入れ物でした。

そしたら公開プロポーズか、と思うわけですが、今回は女性から男性へ。さすがに公開逆プロポーズはありませんでした。

このサプライズ演出、水族館が募集します。でもねぇ、だからといってなかなか申し込めませんよ。周囲を巻き込むのですから、勇気のいる演出です。

今回は誕生日プレゼントだったようです。まだ結婚はしていないカップルに見えました。願わくば、末永く幸せにいられますように。サプライズの場に同席させてもらったものとして、お祈りしております。

昼食は、朝ご飯が大量だったので、かなり遅めの時間に。友人のすすめに従って、下田バーガーを食べました。水族館最寄りの道の駅で食べられます。私もお勧めします。おいしいです。

食べ終わった時点ですでに15時過ぎ。あとはひたすら帰るだけとなりました。途中、伊豆縦貫道などが渋滞していましたが、その他は渋滞もなく、安全運転で帰ってまいりました。伊豆縦貫道がもっと南まで開通すれば、かなり行きやすくなるなと思いますが、でもそうなると、途中の小さな温泉宿はお客さんが減るような予感がします。そして、南の方の温泉宿やホテルだけではキャパが足りなくなるような予感も。足りないからといって宿代が高騰すれば客足が遠のいてしまうことにもなりかねません。同じ金額ならもっと良い所が、となってもおかしくありませんから。料理の内容では勝負できても、ハード面では難しいお宿が多いように思います。外観勝負ではなかなか勝てませんでしょう。

道路が通れば便利になりますが、それが本当に地域経済の発展になるのかというと、なかなか難しいですよね。今回は良い思い出の出来た伊豆。より良く発展していったもらいたいものです。