書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記。訃報が届く。

今日と明後日と、お盆シフトのため当番勤務です。その後はお盆休務に入ります。しばしお寺の仕事に専念できますよ。

そんな中、訃報が届きました。第一報は昨夜聞いていましたが、宗務所にも正式に訃報が届きました。私の仕事は、教区長さんに訃報を伝達し、弔電と香資(いわゆる香典)の支度を整えれば完了。宗務所での仕事はね。

来客もほぼ無しでしたので、忙しくもなく時間が過ぎました。雨が凄かったですね。お盆月ということもありますが、雨のせいで誰も宗務所には来ないのでしょう。

帰りにお悔やみへ行ってきました。同じ教区のお寺さんなのです。最近住職を交代されたばかりで、披露もまだだったと思います。急に体調を崩されたのか、思わしくなかったので交代の手続きを進めたのか、そのあたりの話は今はとても伺えませんが、

後任の御住職は、庶務主事としても先輩です。書記時代にたくさんのことを教えていただきました。今回は来週すぐに本葬儀ということで、私は知庫の仕事を任せていただきました。受付と、会計回りのお役です。役に立てるようにがんばります。

それにしても、東堂老師、いつも笑顔でいる記憶しかありませんでしたので、横になって目を閉じている姿は、とても切なかったです。まさか、こんなにも早く、傍らで読経を勤めることになるとは。

81歳。年齢だけ見れば、十分に生きたと言えるのかもしれません。しかし、まだまだ元気に活躍していただきたい老師でありました。

精一杯、勤めさせていただきます。