書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所に行かない日

なんだか宗務所に行かない日が特別なことのように感じる今日この頃。それは絶対おかしなことなのですが、もうしばらくは致し方のないこととして継続されます。辛抱辛抱。

こうした日々を乗り越えて平穏な時間を手に入れても、その時間の使い方が分からなくなっているのもまた問題。正太寺通信が復活しないのはそうした理由も大きいです。

あぁ、正太寺通信、だんまりで中断してどのくらいが経つのだろう。楽しみにしてくれていた檀家さんが亡くなられてしばらく経つなぁ。葬儀解説の部分を楽しみに待ってくれていたけれど、それすらも途中のまま。

昔、私が副住職に成り立ての頃に近隣のお寺さんと合同で実施した西国三十三観音霊場巡り。元気なうちに百観音回りたいと言ってくれていたのに、急逝されてもう、七回忌もとうに終えたはず。

思っているだけでは何も始まらないなんてこと、イヤと言うほど思い知っています。

時間は有限。私が時間を無駄にすると、他の人の時間も無駄にしてしまうケースがいくつもありました。

どうにも時間が割けないのならば仕方ありません。でも、がんばれば時間が作れるのであるならば、これ以上後悔を重ねず済むように、先々を見通していきたいです。