書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

新しい週が始まります。今週が終わる頃には2月も半ば。早いなぁ。

来年度予算について所長と話し合いをしました。毎年赤字予算となる厳しい状況です。今年度は決算も赤字となる見込み。いよいよ、繰越金が大きく減り出します。

経費削減もこれ以上は望めません。前期4年間、削って削って、予算を削るのはもちろん、実際の支出も削り続けてきました。これ以上削れないという所まで来ています。この先削るとしたら、助成金と人件費。

赤字団体が、他団体に助成をしている場合ではありません。教区や寺族会、青年会、宗門関係者で作る他団体など複数箇所へ支出していますが…しかし、単に宗務所からの助成金という性格だけでは無く、必要な団体への管内全寺院からのバックアップ資金という性格も色濃いように思います。簡単に削って良い支出とは思えません。

そして人件費。1出勤6時間勤務とはいえ、日当5,000円ですから、もらいすぎとは思えません。100歩譲って、適正。ほんとなら、お寺の仕事をするべき時間を割いている、その分も手当として支給してもらいたいぐらいなのです。在宅でこなす仕事量もかなりあります。つまりさらにお寺の仕事時間を奪っているんです。

増額を要求する気はありませんが、赤字だから減額となれば簡単に納得するわけにはいきません。ま、肩書きが庶務主事なので、私は所会でそれらの主張を述べる立場には無いと理解しています。

そんなわけで、削りようのない予算案がほぼ出来上がりました。再度所長さんに読み込んでいただいて、職員会議で検討を加え、来週金曜日の予算所会へ諮ることになります。

これが片付けは少し楽になるなぁ。あと少しです。