書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

月曜日。祝日。

成人の日ですね。1月の第2月曜日へ移動してから、もう14年が経つそうです。そんなになるんですねぇ。


この制度を利用して、最近では前日の日曜日に成人式を執り行う自治体も多いようです。かくいう湖西市も、1月の第2月曜日の前日です。次の日が休みになる人が多いから、旧交が温められることでしょう。悪のりのきっかけにならない限りは、良いことだと思います。


祝日ですので宗務所は休務。正太寺の初どきは祝日は一切関係なく、10日から15日と決まっていますので、今夜も普段通りでした。


初どきは夜7時からなのですが、ここ数日、日に日に冷え込みが厳しくなっているように思います。私どもは庫裏から本堂へと移動するだけですが、お檀家さんはご自宅から出かけてこなくてはならないわけで、それでも出席率はかなり高いのですよ。本当にありがたいです。お檀家さん無しでは正太寺の行持は一つも成り立ちませんから。


最近は夏の暑さが厳しくなることが印象強いですが、もしかしたらこの先、冬の寒さが毎年厳しくなる、ということもあり得るわけです。地球温暖化が叫ばれて久しいですが、その真逆の現象が起きることだって、あってもおかしくありません。地球温暖化にしても、原因が二酸化炭素と言われていますが、それでさえも確たる証拠があるわけではないんでしょ?異論が出されてたびたび議論になるのですから。


人間が解明できている範囲なんて、ごくごくわずかな領域です。人間にとってはとてつもなく広い範囲であっても、宇宙の営みになとっては米粒よりも小さな範囲かもしれません。


そんなわけで、温暖であった湖西市が、雪国になることだってあり得るわけです。そしたら初どきも、夜になんてやってられなくなりますよね。極端な例ではありますが、そういう想定も常々意識しておこなくてはならないんだよな、と感じた次第。


どんなことでも、先を読むって難しいですよね。お寺にとっても、やはりそれは難しいことです。お檀家さんと共に歩める正太寺で有り続けられるために、たくさんいろんなことを考えたいと思います。