書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

大晦日ですね。一日が長いです。

いつも通りに5時過ぎに起床。8時より灰作務。数日前から機会を伺っていましたが、ようやく雨で無く、風の少ない日に当たりました。今日出来なかったらどうしようかと案じていましたが、今年も無事にクリアです。

灰作務とは、香炉(線香立て)の灰をきれいにすることです。お寺にはたくさんの香炉がありますから、これだけでも1時間はかかります。

本来ですと灰をこしてきれいにしたあと、灰ならしという作業が入ります。香炉にもどした灰を、平らに整える作業です。正太寺で使っている灰は、粒が大きいためにうまくならせませんので、灰ならしはしません。なるべく平になるように香炉ごと左右に振り、その後トントンとすると割りときれいになります。

決めの細かな灰で、きれいに灰ならしをするとそりぁもう芸術的な美しさとなるのですが、私は灰ならしが苦手でして、うまく出来ないんですよね。今使っている灰に切り替えて本当に良かったです。

そうこうしているうちに援軍が到着。2人の兄と、その子どもたち。お供えの餅を運んだり、掃除をしたり、たくさん手伝ってもらいました。今年もありがとう。大戦力でした。

夕食に年越しそばを食べ、20時から年越しのお経。本来は12時頃にお勤めするんですが、正太寺では三が日の朝6時からのお勤めを、お檀家さんと一緒にお勤めしますので、12時まで起きていられません。そんなわけで、20時から。おかげで私の子どもたちも一緒にお勤めできます。

その後、消防団の詰め所へ。年越しの夜警は、夜警をしながらちょっとあるんですよ。現役の三役さんから、班長さんとかも来るから顔出しておくと良いよとアドバイスをいただきましたので、行ってきました。

帰ってきて、今23時。もう寝ますよ。高校生ぐらいの時には行く年来る年も見れたんですけどねぇ。今はそこまで起きていると、朝のお勤めであくびを堪えきれませんので…

時系列の淡々とした日記を書いているのは、詰め所から帰ってきてから書いているからです。察してください。頭はあまり回りません。

新しい年まで1時間を切りました。皆さん、どんな気持ちでお過ごしですか?

新年です。年に一度しか無い瞬間です。何か落ち込むようなことがあったとしても、気持ちを切り替えて迎えましょう!

そうそう。明日の朝のお詰めとは、Ustreamで生配信する予定です。「正太寺」と検索すれば見つかると思いますよ。 一応、URLは、

http://www.ustream.tv/channel/ma-osho

後から録画でも見れますから、見てみてください。あと、無事に配信できることを祈ってください。