書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

連合宗務所会

静岡県のように、人の県に複数宗務所がある場合は、年に一度、連合宗務所会を開催することになっています。その中身についてどこまで定義されているか、そういえば調べたことはありませんが、毎年欠かさず開催されています。

要するには各宗務所間の連携を取りやすくするための一方策だと思うのです。当然のように懇親会があり、そここそが本来の目的を達するのに最良の場と思えるほどに。

今回は、宗務所交代の時期と言うことで、参加者も前職員と新職員、単純に2倍の人数となりました。第四宗務所だけは4人も引き続きのメンバーですけれどね。

私は元来社交的では無いので、基本的には自席から動かないのですが、少しは移動もしました。多少の顔つなぎにはなったかなと思います。

頭の3分の1は、明日の稲荷様大祭準備、もう3分の1は、消防団のこと。こんな状態では全然集中できないのですけれどね。

懇親会の最中、ぼおっとしながら思いついたのは、消防団に入る上での考え方。未経験者の分団長の立場というのに困惑していましたが、何も知らないのだから、基本的なことも、おそらく分団長が行う事は無いであろうポンプ車の扱いとか、そんなことも教わってしまえば良いんじゃないか、と。自分よりもいくつも年下の子たちに教えを請うわけですが、今更それを嫌がるプライドも無いし、何より、分団に溶け込む近道だよなと、思いつきました。

知らないから不安なんです。なら、知ってしまえば良いんじゃないかな。うまく出来なくたって(おそらく)良いという立場なんですから。

連合宗務所会での一番の収穫が、消防団に関してというのも申し訳ない限りですが、しかし私にとっても、ほんとに大きな収穫でした。不安な気持ちが少しだけ、楽になった気がします。