書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

引き続き「暮れどき」。そして消防団地元分団三役選出会議。

歳末のご供養をして回る「暮れどき」。折り返し地点です。午前中に法事をお勤めし、午後から予備日。今日は少なめです。

ただ、気分はブルー。朝からブルー。今夜、入出の消防団である第七分団の三役を選出する会議があるのです。

会議と言っても、同年が集まって「誰がやる〜」と決めるだけのもの。入出の消防団湖西市の中でも特に変わっていて、分団長・副分団長・部長の三役は、原則として未経験者が勤めることになっています。

それも、元号昭和換算で偶数年生まれが分団長・副分団長、奇数年生まれが部長を勤めます。奇数年生まれで副分団長を勤めても良いようですけれど、分団長は偶数年生まれですね。なぜなら、偶数年生まれと、その1年後の奇数年生まれが集まって決めるからです。偶数年生まれの方が年長者になるわけです。

私は50年生まれ。とにもかくにも分団長を選ばなくてはならない生まれ年です。変な法則ですが、下手に変えるのも大変なので従います。

未経験者で時間が自由になる(余裕があるかどうかは問題にされない)、となると候補者はかなり絞り込まれます。ある程度覚悟はしていましたが、案の定、選出されてしまいました…

副分団長はあみだくじで選出。誰が選ばれても、同年ですからうまくやっていけるとは思っていましたが、まさかあみだくじになるとはねぇ。人材が無いわけでは無いのです。ただ、みんなそれぞれにしんどい暮らしをしているのです。

ちなみに部長はすんなりと決まっていました。早々に、あみだくじで。いいんだろうか。

18時から会議が始まり、19時頃に終了。三役に選出された三人は分団詰め所にて、どんな仕事をこなすことになるのかの説明を、現三役さんに、たぶんさらっとしてもらいました。それでも帰宅したのは22時半。仕事内容、盛りだくさんすぎです。

ただ、訓練の際にも三役はほぼ見ているだけなので(未経験なので何も出来無い)、つまりは分団の運営が主な仕事のようですね。団員の士気を常に高く維持するために、訓練後には食事に行ったり、朝早い訓練の時には朝食を用意したり。本部で開かれる会議で情報交換や指示を受けたものを伝えたり、地元との調整をしたり。

火事場での仕事が無ければ、普段やっている仕事とあまり差が無いかも。火事場でも何か出来るわけでも無いので、団本部や消防との連携をとるのが仕事になるのかなぁ。

現場は、団員からたたき上げの班長さんに負うところが大きいので、やはり団の運営がスムーズになるようにするのが最大の仕事なのでしょう。

ともかく、これから顔合わせやら引継やらいろいろやっていって、来年4月1日から始まるわけです。始まらないと分からないことも多いことでしょう。今の分団長さんが本部で残るから何でも聞いてと言ってくださっているので、それを心の支えとしてがんばっていこうと思います。

でもやっぱり、ブルー。