書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

さて、今日もお仕事お仕事。法事よりは緊張しませんから、幾分気楽に出勤できます。しかし、宗務所で待ち受けているのは終わりの見えない仕事。デスクを前にすると、法事の時には感じない憂鬱さに襲われます。

事務仕事好きだけれど、時々、自分には向いていないんじゃ内かと思う時があります。周囲の評価を鵜呑みにすれば、処理する能力は高いのかもしれない。けれど、持続性や耐久性は備えていないようにも思います。

事務仕事って、それらもかなり大切ですよね。痛感しています。

とはいえ、これが今の自分に与えられた役割ですので、倒れない範囲で尽力しなくては。

というわけで、今日もお仕事お仕事。明日は新職員の顔合わせ会。もうそろそろここで書いても何ら問題無いかな。

来期の庶務主事のオファーをいただきました。私個人的には、生活費の足しになるという事もあって二つ返事でお受けしたいところでしたが、師匠から、今後しばらくは住職業に専念するようにとお達しが出ていましたので、お断りをしていました。

しかし、再三の要請に師匠が折れまして、来期も続投の運びとなりました。収入面では助かる反面、住職業との兼任となりますから、厳しい4年間になるものと思われます。数年間住職に専念された方ならば上手に兼任が出来るでしょうが…

職員在任中に住職に就任された方も存じ上げていますが、その方と比べると私の能力ははるかに劣ります。不安はたくさんですが、幸いにも師匠はまだまだ体力十分。私よりも丈夫なぐらいです。いざという時に頼ることが出来る存在があっての兼任ですので、弱音は頭の中だけに留めて、今後の4年間、やせ我慢して乗り越えようと思います。

冒頭に書いたとおり、明日、新職員の顔合わせ会です。引き続きの職員4名、経験者3名、初めてのことに戸惑っている方2名で出発する予定です。

宗務所の雰囲気は、職員が作っていきます。どんな宗務所になるのか、楽しみです。

書記さんは所長の権限で任命できますが、主事は所長が推薦して、宗務所会で所会議員さん(第四宗務所の場合は教区長さん全員)方の同意を得なくてはなりません。

ですので、まだキャンセルをされる可能性はあるわけですが、そうならないようにも今目の前の仕事をしっかりとこなしそうと思います。