書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

入出の秋祭り 二日目

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昨年は葬儀のために、実質一日分ぐらいしか参加の出来なかったお祭りですが、今年は丸丸二日、参加できました。39年生きてきて、ようやくです。

7時に集合して、準備に入ります。10時頃にだいたい落ち着いて、一旦解散し、祭り装束に着替えて11時には集合。いっぱいやって12時出発となります。

昨日とは少しずつルートが違うのですが、私にはまだ覚えきれません。ただただ、ついていくだけです。今年は振る舞い酒をのせた酒屋台を押している時間が多いのですが、思ったよりも重くて、ゆうべの足の裏の痛みの原因は、これを押しているからだと思われまする。

左足だけなんですよね。利き足である右足よりも力が入るみたいです。

大老方から時折太鼓の指導もいただきながら、今日も楽しく過ごせました。無理矢理お酒を飲まされるような時代でも無いので、私でもなんとか務まります。嬉しいですね。

我が子達も、昨日今日とお昼〜夕方まで屋台を引いて楽しんだようです。太鼓を叩く姿も、ちょっとは見てもらえたかな?

妻には檀研から数えて4日間も完全に家を空けて迷惑かけて申し訳なく思うのですが、同時に、気持ちよく送り出してくれることに、大変な感謝もしています。

おかげで、入出の中を堂々と歩けるようになりました。今までは、なんとなく溶け込めていないような気がしていたんです。お経を読みながら隅々まで歩いた村であっても、お祭りに参加していないというだけで、それぐらいのコンプレックスは感じていたのでした。

まだまだ二年参加しただけです。今後参加していく中で、苦労することもきっとあるでしょうけれど、入出の一員である続けられるように、かんばっていきたいです。

なにより、楽しいですしね。みんなで何かをするというのは。子どもたちにもいずれは味わってもらいたいと思います。早くもう少し大きくなって欲しいですね。

今夜も帰宅して23時過ぎでした。ギリギリ日が変わらずに済みましたが。明日は8時集合で、片付けです。終わってしまったという寂しさと、太鼓の音の耳鳴りを聞きながら、今夜はよく眠れそうですよ。