今年もやってきました、檀信徒本山研修会。8年間の宗務所生活の中で、初となる教化主事代行。しんどいです。
早朝に出発し、美合PAで全3台のバスが集合しました。出発式もそつなく終えて…と思ったのですが、教化主事が居ないことを説明し忘れました。同行の御寺院様方から疑問に思われるかもしれませんが、もう説明する機会はありません。仕方なし。
途中トイレ休憩を挟みつつ、一路御誕生寺へ向かいます。曹洞宗大本山總持寺の御開山、瑩山禅師様ご生誕の地と言われる場所に建てられた新しいお寺で、元曹洞宗管長・元大本山總持寺貫首(住職)である板橋興宗禅師様が住職を務められる、修行道場です。10数名の修行僧がいると聞いています。
そちらへ拝登して、雲水さん方に道中の安全を祈願していただき、禅師様から御法話をいただきました。私が總持寺様に居た頃に貫首をされていたのですが、直接御法話をいただく機会というのはほとんどありませんでした。なんだか新鮮です。
実はここで時間が少し押しまして、冷や冷やしながら永平寺様へ移動を開始しました。研修の受け入れ先ですから、遅刻はできません。しかし御誕生寺様から50分ほどの移動となりますから、トイレは済ませてからの出発となります。出発時間の決定が、かなり難しかったです。
なんとか時間には遅れずに、永平寺様に到着。いつものように一葉観音様に迎えていただきました。
受付を済ませれば、今日の私の仕事はほぼ終わり。あとはご本山にお任せして、時間が過ぎるのを見守るだけです。
今日という一日は、長かったです。とりあえず、今までの所はミスも無く、ケガも無く、無事に役目を果たせている思います。あと一日、緊張感の中、がんばります。