書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

特派布教

年に一度の特派布教。正式にはなんて名前なんでしょうか。曹洞宗の布教師の中でも特別な存在である特派布教師を招いて、法話をしていただく日です。

第四宗務所管内ではすでに三つの教区で開催されており、当地第三教区が四日目、明日が最終日となっています。

管内では各寺院の総代さんプラス、会場寺院の檀家さんが聴衆となるのが慣例となっています。総代さんは、いわゆる動員ですよね。本当は教区内の檀家さんに広くお声かけして集まっていただきたいところですが、駐車場の問題もありますし、確実に人を集められる自信も失っていますので、このような形となっています。

正太寺からも、総代さん3人に出席していただきました。普段は住職が総代さんを乗せて会場に向かうのですが、諸用のため欠席。代わりに私がお連れしました。

今年から、開会にちなんで例年三座勤めていた法要を、一座だけとしました。法要に時間を取られすぎて、肝心の法話の時間が短くなってしまっていたので、それを改善したのです。おかげさまでたっぷりとお話しいただくことが出来ました。

終了後、私は総代さんを待たせるわけにもいかず、片付けもほとんど手を出さずに帰ってきてしまいましたが、数名の若手が残ってくれましたので、きっときれいに片付いたものと思っています。ご苦労様でした。

半日だけの行事ですが、会場となるお寺の負担は相当なものです。教区内回り番で受けていただいていますが、正太寺が会場となるのは10年ぐらい先の予定だったかな。本堂が狭いので、なかなか難しいのですよね。(柱が普通のお寺より少ないので、ぱっと見は広く見えるんですけども)

どんなに財力があって本堂を建て替えても、敷地が限られているのでこれ以上大きくなることは無いでしょう。でも、当番になったときには精一杯お迎えしたいと思います。