書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

妻 帰還

今日は妻が研修から戻る日。結婚して以来、初めてのお泊まり付きの研修会。雑魚寝の研修会は私も最近で参加していないほどですから、なかなか新鮮であったと思います。

子どもたちは朝からソワソワしているのが分かりました。帰りをとても楽しみにしているようです。私が東京日帰りした日は、びっくりするぐらいに素っ気ない出迎え…いや、出迎えなんてなかった。

ともかく長女を学校へ送り出し、次女と長男を幼稚園へ連れて行き、朝の仕事は完了。さて、次は何をしよう、とちょっと悩む。

明日、法要があるので床屋へ行って髪の毛を整えて。

そうこうしているうちに頭痛が激しくなったので薬を飲んで。

少し良くなったので気分転換に車で出かけて。

そうこうしているうちに子どもたちの迎えの時間です。今日は長男のスポーツクラブもあります。兄弟で唯一入りたがったので、喜んで入会しました。幼稚園のホールを使ってくれるので移動の手間も無くホールへも幼稚園の先生が連れて行ってくれて、親の負担は金銭面だけです。

ですので終了時間に合わせてお迎えに行けば良いのですが、最近は嫌々モード。スポーツクラブの体操服に着替えるのがまず嫌で、幼稚園の先生を困らせています。そこで嫌になるのでその後のクラブ自体にもほとんど参加していないと聞きました。

妻もずっと開始時間に合わせて出かけて、見守っているようなのですが、改善せず、幼稚園の先生も、クラブの先生も、着替えなくて良いから一緒にやろうと声かけを何度もしてくれるようなのですが…

そんな状況を聞いていましたから、心配しながら様子を見に行くと、なんと一緒にクラブをしているではありませんか!体操服は着替えておらず、幼稚園の物のままでしたけれど、少し成長したんだと安心した私は、場所を変えて他の先生方としばらく話し込んでいました。

幼稚園のでの長男の様子など詳しく聞かせていただき、普段とは違う姿を見せているようで、大変興味深くお話しさせていただきました。

しばらくしてまた様子を見に戻ると、何かおかしい。明らかに参加していません。ぐずっている様子はありませんので、理由が想像できずにいましたら、先生が子どものおでこを気にしているようです。

たぶんどこかで転んで、楽しくなくなってしまったようです。帰り際に先生が声をかけてくださり、やはり転んでしまったとのこと。それまでは元気に参加していたんですけれど、と。

たぶん先生にとっても気になる生徒だと思います。他の子はちゃんとしてるもの。

そんな話を持って、妻を迎えに駅まで。子どもたちも全員揃って。

予想したとおりに子どもたちは大はしゃぎ。私の時とはずいぶんな違いです。私が二泊三日で留守にしても、こんな態度はないもの。

やはり母の存在は大きいのですね。父親は勝てません。いずれ子どもたちがもっと大きくなった際には、逆転できる場面もあるでしょうから、それを目指して、子どもたちにとって大きな存在の父親になれるよう、がんばろうと思います。