書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

東京へ

ちょっとした事情で、東京へ行ってきました。とんぼ返りのため、滞在時間は3時間半ぐらいでしょうか。

目的地は曹洞宗宗務庁のある東京グランドホテル。品川駅で新幹線を降り、昼食を食べてタクシーを使って移動します。1人なら山手線へ乗り換えて浜松町まで行って、15分ぐらい歩くととても安上がりなのですが、今回は妻が一緒。

研修会に行く妻の道案内です。東京グランドホテルという立派な名前のホテルですが、タクシーの運転手さんによっては知らないこともままある微妙な知名度。私はすぐ近くにある東京プリンスホテルへ到着したこともあります。

そんな具合ですので、ただでさえ行き慣れていない東京の、初めて行く場所に、大切な用件で出かける妻を確実に目的地に辿り着かせるために、道案内人となったのです。

今回のタクシーの運転手さんは、すぐに分かってくれました。これでもう一安心。10分から15分で到着の距離です。妻はこれから二泊三日の研修会。私はとんぼ返りです。

帰りのタクシーはUberを利用しました。スマホアプリから呼べる、ハイヤーサービスです。タクシーを呼ぶ感覚で配車を依頼しましたが、よくよく考えたらハイヤーサービスだった気がして、アプリの画面にこちらへ向かっている運転手さんの顔写真と車種・ナンバーが表示されるのですが、センチュリーって書いてありました!

到着近くになると、スマホに通知が出て、知らせてくれます。うまく出会えなくても、アプリを通して運転手さんに直接電話をすることも出来ますし、運転手さんがこちらへ連絡をすることも出来るようになっているので安心です。

しばらく待っていると、本当にセンチュリーが来ました。近くで見る事すら無かったセンチュリーに、乗ってしまうんですよ。運転手さんが下りてきて、ドアを開けてくれます。自動ドアでは無くて、ドアサービスなのですよ!

古い感覚かも知れませんが、舞い上がりますね。

運転手さんの言葉遣いも丁寧で、安心できます。またこれは個人差があるでしょうけれど、会話のテンポもよくて、気疲れせずに済みました。タクシーって、無言で乗っているのも疲れるし、しゃべっていても気を遣いますよね。乗り慣れると違うのかも知れませんけど。

センチュリーの乗り心地は本当に快適。揺れません。不思議。それを堪能している家に、ほどなくして品川駅へ到着。新幹線乗り場への行き方も教えてもらいました。これで料金は普通のタクシーのプラス500円ぐらいでしょうか。今回は、Uberへユーザー登録する際に2,000円分の紹介クーポンをもらっていましたので、支払ったのは1数十円でした。登録の際にカード番号も登録していて、代金はそちらから決済されますので、現場では金銭のやりとりはありません。これもスマートですね。

Uberは現在の所、東京都心部でしかサービスを展開していません。また利用してみたいですが、東京へ行く機会がなかなか無いのが残念です。タクシー乗り場で捕まえられないというのもある意味利用しづらいですが、スマホで手軽に呼べるという点は使いやすい場面もあることでしょう。日本交通さんとかでもやってますけど、運転手さんの質はUberの圧勝かなぁ。高級ホテル業界がタクシー事業を始めたらこうなるんじゃないかな、という感じでした。

ほんと、また利用してみたいです。今度はどんな車か、どんな運転手さんか、それも楽しみになります。