書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

霊場会の記念大会

今日は遠州三十三観音霊場会、開創30周年記念式典。

正太寺は、遠州三十三観音霊場の二十五番札所です。遠州の観音霊場も、すこーしだけ知名度上がってきたかなぁ、という昨今ですが、今年はちょうど開創三十周年に当たります。

本日、開創三十周年記念大会を、静岡県磐田市の福王寺様を会場にお借りして、盛大に開催しました。

大会には札所寺院のお檀家さんを中心に300名余の参列者を得まして、荘厳な空気の中、まずは記念法要を執り行いました。大般若会を中心にした法要で、私も侍者として大間に入り、久しぶりに大般若を振りました。

お正月に大般若会でご祈祷をするお寺が多いのですが、正太寺ではやっていないんですよ。ですから全然慣れていません。緊張しました。
清水寺 森 貫主老師に記念講演をいただいてます。

法要の後は、記念講演。京都は清水寺貫主森清範老師に1時間余の御法話をいただきました。

昭和15年のお生まれとは思えない若さ溢れるお姿で、声も力強く、滑舌も文句なく、そしてお話も分かりやすく聞き入ってしまう内容でした。

法話の後に師匠が言っていました。努力しても辿り着けない領域にいらっしゃる。ああなるほどと思ってしまいましたが、でも悔しいのでわたしもがんばります。

大会は正味2時間ほどでしたが、準備から含めると相当な時間を費やしています。私は当日のお手伝いだけでしたが、準備に奔走された事務局一同様、他役員一同様、お疲れ様でした。

これを契機に、さらなる知名度向上に、協力して参ろうと思います。