ゴールデンウィークでお在所へ遊びに行った子どもたちを、そのままお義母さんに預かってもらい、妻と共に友人のお通夜へ行きました。
現地でその他の友人達とうまいこと合流できて、総勢10名強の集団で、会場へ入りました。
実は友人達と合流する前に、葬儀会館の職員にいろいろ話を伺っていて、読経はすでに終わっていること、開式時間は目安であること、香典を持っている方は受付後、流れでお参りしていただくことなど、情報を得ました。
湖西市では、開式時間から読経が始まるのが普通ですが、少し離れただけで違った形態の通夜となります。知らない形態ではありませんが、自分が参列する事になるとは思っていませんでしたので、少し戸惑いました。
開式時間まで間があったので、一旦駐車場まで戻り、友人達と合流したわけです。間があったと言っても、すでにお参りすることは可能でしたけれどもね。
私は明日の葬儀で香典を届けるので、受付は素通りし、棺へ向かいます。ご遺族はその傍らで、弔問客に丁寧にご挨拶をされていました。時折涙を拭いながらですから、こちらもつられて潤んできます。
つられなくても、彼の顔を見た瞬間に、また潤んだのですけれどね。
何か声をかけたかったけれど、やはり声には出来ませんでした。声を出そうとすると、泣けてくるのです。奥さんが必死に耐えているのに、その脇で、私が泣き出しては申し訳ありません。
奥さんに一声かけただけで、他はしゃべらなかったため、今日は泣かずにいられました。それが良いのか悪いのか、もはや考える余裕もありません。
お檀家さんの葬儀で、何度か泣いたことがありますが、やはり今回が一番辛いですよ・・・