書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

入園式にて

IMG_0331
いよいよ長男の入園式。私も都合3回目の出席となりますが、今回は写真もビデオを撮る暇がありません。来賓席への着席です。

PTA会長としての公式行事のスタートです。これから一年間、何かある度に挨拶をするわけです。その中でも、入園式と、卒園式が、やはり一番肝要な行事になるのでしょう。緊張感もなかなかのものです。

入園式終盤に出番です。昨日急いで用意した祝辞を手に、壇上に向かいます。来賓挨拶での小学校教頭先生のお話が予想以上に短かったので(年少さんが長い挨拶を聞いていられるわけもないので)、私の挨拶も予定よりも短時間に納めなくてはなりません。

子どもたち向けのパートは、ゆっくりと読み上げましたが、ほごしゃ向けのパートは一気にしゃべりました。早口にならない程度に気を遣いましたが、どうだったでしょうか。

マイクにかなり近づかないと、あまり声を拾っていないような感じでしたが、腰をかがめすぎるのも嫌なので、後ろの方には聞こえていないかもと思いつつも、そのまま押し通しました。途中でスピーカーのボリュームが上がったので、たぶん聞こえていなかったでしょうね。問題有りません。そんな重要な話ではありません。

大切なのは、挨拶冒頭、祝辞を開きながら「たくさん書いてきたので、聞いてください」の一言で、保護者からくすくすと笑い声が出たこと。

ばっちりです。改まった場ではあり得ないタイミングでの、あり得ない発言。長いと思わせて、割りと短めのあいさつ。私の中では70点が付けられるあいさつでした。

第三者の視点でどうだったかは、この際考えません。だって、深く考えたら、次回から何もしゃべられなくなります。

緊張の時間は過ぎ、入園式が終わると、もう父親モードです。教室に入り、保護向けに説明をひたすら行う担任の先生の足下で、自由に遊ぶ息子の姿をひたすら写真に撮っていました。

開放感たっぷりで、幸せな時間でした。問題は、明日からの息子の登園。先生には、たぶん大泣きしますと伝えて、今日は帰ってきました。予想を裏切って、元気に通ってくれると良いのですが・・・