書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

法事、慰労会

週末の初日は、法事で幕を開けます。

最近手に入れた、新しい経本。大部分は葬儀に使用する内容なのですが、一部に年回法要用のページがあります。

全体を通して、今までの経本よりも、なるべく理解しやすい表現に改められているのが特徴のこの経本。お年忌用のページも同じく。

具体的には、お経の後に付けて必ず読む、回向文と呼ばれる部分が、現代の日本語に近づけて書かれているのです。

普通に現代語にしてしまうとイマイチ法事の雰囲気が出ないのですが、そうならないようにギリギリのところで踏ん張っている、そんな中身になっています。

これを使って法事に臨み、終わった後にどんな反応が得られるかが楽しみなのです。

たぶん、みんな気付かないんじゃ無いかと予想しました。短いスパンで法事の機会があった人にしか、変かが分からないんじゃ無いかな、って。

そして予想通り、気付かれませんでした・・・

無理もありません。気付く方が珍しいのです。まだまだこれから何度でも機会はあります。ずっと続けていれば、きっと良い方に変化が現れるはず。回向文が分かりやすくなれば、法事の意味合いにも理解が深まるはず。きっと。そうなりますように、続けていきます。

夜はPTA役員の慰労会が開かれました。長年講師として勤めていた、私の幼稚園時代の先生も、いよいよ退任というわけで、慰労会にも出席してくださって、幸運にも同じテーブルでお話しをすることが出来ました。

卒園の時の忘れられないエピソードも教えていただいて、その内容はかなり恥ずかしくて表には出せませんが、今よりも数段センスのある生き方をしていた過去の自分にジェラシーを感じる内容だったとだけ、記しておきます。

二次会、三次会と続きまして、帰宅は2時近くとなりました。こんなに遅くまで出歩いていたのは結婚後は初めてです。雨が冷たい。