書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

学年代表

長女の小学校修了式。親からすれば、あっという間の一年でした。本人には、きっと長い長い一年だったと思います。学校生活は、密度が濃いですからね。今のところ学校へ行きたくないと言ったことは無いですが、義務教育期間に一度くらいはあるのでしょうね。今からそれが心配です。

数日前に、修了式に代表で前へ出るんだよと聞かされました。ところが、何の代表なにか、本人も分かっていない様子。練習もしていないようで、返事が大きな声で出来るかが唯一の心配事のようでした。

そしていよいよ当日です。ぶっつけ本番なのかとやや心配しながら出かけていきましたが、帰って来る顔は、満面の笑みでした。

聞くと、いわゆる通信簿を受け取る役で、学年の代表だったようです。クラス毎かと思ったら、学年毎なんですね。なぜそこに選ばれたのかは分かりませんが、目立った子では無いことが、かえって良かったのかも知れません。

返事もちゃんと出来たようです。一安心。低学年時代のことですから、それほど心配していませんでしたが、でも無事に出来たと聞くと、安堵します。

修了式の直前に練習があったようです。教室に戻るとすぐにまた体育館へみんなで行ったんだよと、やや不満そうな口ぶりで教えてくれました。集団行動ですからそんなものなのですけれど、本人からすればそう感じるのも当たり前です。いろいろ勉強になったことでしょう。

高学年になれば、代表で前へ出るなんてすごく緊張する出来事になるのでしょうけれど、低学年って、ここまで緊張感に欠けるものでしたかねぇ。自分に経験の無いことなので、余計に分かりません。

ともかく、大役を無事に果たした我が娘。時々思い出したように、褒めてあげようと思います。