書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お役僧2連チャン

個人的には避けたい事態。それは、お役僧2連チャン。それも、片方は維那を勤めます。つまり、朗々と声を上げる時間が長いと言うこと。

初めて維那を勤めた時の緊張は、今も忘れません。全ての進行が書かれたお経本を手元に置いて、それを見ながら勤めるのですから、簡単には間違えません。

もちろん、ばっちりと書き込みもしてあります。用意万端なのです。それでも、間違えやしないかと、緊張して緊張して、その時間を迎えたことを覚えています。

そんな維那ですが、やはり喉は傷みます。今日のようにダブルヘッダーですと、かなりのものです。特にこの時期は空気が乾燥しています。最近ではホールでの葬儀ばかりになりました。昔のように自宅で葬儀をするのであれば、真冬でも縁側を開け放ってお焼香が出来るようにしていましたから、換装してはいても、換気は出来ていたのです。

今はだめですね。換気も出来ませんし、空気は乾燥していますし。ホール内に残された僅かな湿気は、生花に吸われてしまうんですからね。

とりあえず今のところは喉も大丈夫ですが、明日辺りが心配です。明日は宗務所出勤。喉をいたわって勤めたいともいます。