書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

一足早く、クリスマス

私は僧侶ですからクリスマスとは縁がありません。日本のクリスマスはもはや宗教行事では無くなっていますから、そういう意味では忌避する理由はありませんけれど。


子どもたちにとっては楽しみなクリスマスです。サンタさんがプレゼントを届けてくれると、信じています。幸い、私が子どもの頃よりもおもちゃの価格は大幅に下がっていますから、私の収入でも、プレゼントを買ってあげることは出来ます。


問題は、渡すタイミング。


やはり、サンタさんが居て欲しいじゃ無いですか。その方が盛り上がります。子どもたちが寝静まってから、そっとプレゼントを届けることになるわけですが、あの緊張感は並ではありませんね。見つかった際の言い訳なんて、ちょっと苦しい理由しか思いつきません。そぉーっとそぉーっと、運ぶしかありません。

今年は渡すタイミングがさらに難しい。実は明日から旅行なのです。正太寺はこの時期数日間、ぽかっと仕事が空きます。年越しの支度を始めるには早いし、他の仕事を新たに始めるには時間が無いし。


ですので、昨年からこの時期の旅行を考えるようにしました。昨年は横浜へ一泊。今年は雪の降る世界へ行ってきます。


それは良いのですが、プレゼントが問題です。本来は明日の朝に届いているのがベスト。それは誰でも分かることです。しかし、明日の朝は旅行に出発しなくてはなりません。プレゼントを開く時間が無いのです。


それではサンタさんも残念でしょう。


そんなわけで、一日早く、我が家はすでにサンタさんがおもちゃを配達済みです。長女へのプレゼントはちょっと難しいものを選んでしまいましたが、次女と長男はすぐに気に入ってくれました。名乗りを上げられませんが、でも嬉しいですね。