書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

猫寺になってしまった

愛らしい猫たちに囲まれて・・・いるわけではなく、野良猫だらけです。確認できているだけでも5匹ぐらい。入り替わり立ち替わり、境内内を自由に闊歩しています。


ちなみに、正太寺では猫を一匹、飼っています。もう13年も生きている、そこそこおばあちゃん年齢だと思われます。人間の年齢に換算する表がいくつかあるようですが、若く見積もってね60代後半となるようです。


そんなおばあちゃん猫ですから、野良猫とはケンカしても勝てません。木の上に逃げて唸るのが精一杯。縄張りもあっという間に縮小していき、今では一歩外に出ればすぐにどこかでケンカする声が聞こえてくる始末です。


お寺で猫を飼っていると、自然と野良猫は近寄らなくなるんですけれどね。事実、若く元気な間は、それほど野良猫はうろつきませんでした。


猫も人も、寄る年波には勝てません。仕方のないことです。しばらくは、愛猫の代わりに、野良猫を少し遠ざけるように、人間ががんばるしかありません。外へ散歩に行くことも出来ないんなじゃ、かわいそうですから。