書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

地震への備え

おときに回りながらいろいろなお題で会話をさせていただきますが、今日は「猛暑」→「こんな時に大地震が来たら堪らんね」→「地震への備え」という流れの会話が多くなりました。


実際、昨日や今日のような猛烈な暑さの時にエアコンも扇風機も使えなくなったら生き延びる自信はありません。


そんな中で、平時からの蓄電の方法や、私自信も気仙沼市で泊まってきたトレーラーハウスを裏山山頂に常設しておく案など、実現の可不可問わずに、どうしたらいいべかー、という話をたくさんさせていただきました。


私の泊まったことのあるトレーラーハウスは優れものでした。内装も大変綺麗で、水洗トイレ、シャワー付きのバスルーム、リビングダイニング、狭いながらも個室になっている寝室と、その他にロフトと二段ベッド(に見えないけれど)合わせて、たしか計7人は泊まれるように設計されていました。


そこで見せていただいたカタログでは、たしか1千万円近い価格だったように記憶しています。これは高くてしょうが無い。


でも今調べてみたら、中古のトレーラーハウスで350万円という物もありました。http://www.space-h.com/secondhand_detail.php?second_id=275


ちょっと買うには高いですけれどね。でも転倒さえしないように固定できれば、耐震性は高そうですから、被災時の利用が可能になります。ガスは常からプロパンガスを繋げておけば良い。水道は諦めるとして、でもいずれ復旧すれば使えるようになります。ともかく一家族が泊まれる構造になっているというのは大きいです。


避難所生活はプライバシーも無く、ストレスが溜まることでしょう。そこで、家族単位で順番にトレーラーハウスに泊まっていけば、ほんとにたまにですけれど、息抜きが出来るかも知れません。まあ、一棟だけでは、30家族が避難しているとしたら一月に1度しか利用できないわけですが。


体調を崩した人に休んでもらえる場所にするとか、いろいろ活かせる方法はあります。是非とも一棟欲しいところ。でも正太寺では力不足です・・・。ただ、そういう方法もあるよというのは、いろんな場面で発言していきたいと思います。


おときから戻って、メールチェックをしていたら、家庭用のソーラー発電キットの特売のメールが届いていました。通常よりも1万円引きで39,800円。12時間限定で、・・・気付いた時にはすでにセールは終わっていましたが。

http://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/700-BTS007_TSL?xmid=mor130804&xlinkid=01

これ1台あれば、とりあえず電気が使えるわけです。ドライヤーなどの消費電力の大きな物は使えないようですが、たいていのものは使えます。携帯電話が充電できるだけでも大きいです。東日本大震災での経験も踏まえて、きっと携帯キャリア各社とも、震災時の復旧速度は増しているでしょうから。


東海地震東南海地震・南海地震が同時に発生したら、復旧に要する時間は果てしなく長くなりそうではありますが・・・富士山噴火も重なったらどうしましょうか。期待の新東名も使えなくなる。


まあでも、こちらはそんなに高価ではありません。常々使う用があればすぐにでも買いたいところですが、お寺で使う用とはあまり思い浮かびません。備えとして購入するには、ちょっと高いかな、となってしまうのが残念です。充電回数も500回。充電池としては平均的な回数ですが、価格からしたらせめて1,000回にならないかなぁ、と。


私が知りたいのは、地震に備えるように購入したとして、普段のメンテナンスはどの程度で良いのか、という点。完全に放電した状態ではバッテリーが傷むはず。充電しっぱなしでも傷むはず。最近のノートパソコンは、電源に繋ぎっぱなしでもバッテリーがあまりへたらないように微調整をしてくれますが、おそらくそうした機能は無いでしょう。


仮に週に一度は軽く充電させる必要がある、となると、メンテナンスはしんどいです。充電回数も、1回分は減らないとしても、ちょっとずつ減っていくでしょうし。


エネループを巨大にした製品があれば、欲しいですよね。満充電から5年後でもある程度電池容量が残っている、ということはその間メンテナンスフリーと言うことですから。パナソニックに取り込まれて、ブランド名すら失われそうになっているからなぁ・・・


などと、いろいろ考えの進んでいく日となりました。


昨日と同じく生きていくのに酷な暑さでしたが、首に巻く冷やしアイテムを使いましたので、昨日のように熱中症になりかけることもありませんでした。


この暑さの中、盆踊りの支度をされていた方も多数いらっしゃったようです。私は屋根の下での仕事ですから、まだましでしょう。頭が下がりますね。入出の盆踊り、近年は踊る人が少なくて寂しいようですが、今年はどうでしょうか。盛況をお祈り致します。


私は・・・盆踊りは明日明後日なのですが、主に体力的な理由で、出かけていく自信がありません。はい。