書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

幼稚園の夕涼み会にて

一応、PTA副会長です。二席ありまして、そのうちの一席をいただいております。会長・副会長・会計の三役計四名は、夕涼み会に於いては全体的な部分のお手伝いをするという、いわば雑用係的なポジションにいます。私もその中に入って、夕方からの夕涼み会を盛り上げるべく、朝からお手伝いに出てきました。


お昼に一旦解散となり、夕方再び集合です。本番での一番の役どころは、お菓子配り。在園児、昨年度の卒園児、そして来年入園する年になる子たちを対象にした月に1度のクラブに参加している子たちには、事前に夕涼み会のプログラムと共にお菓子券が配られています。


その券と引き替えにお菓子を渡す係なのですが、例年、何かしらの扮装をします。会長と副会長の片方(私)で話して決めるのですが、今年はくまモンとなりました。


くまモンの頭まで着いたパジャマが売られていまして、それを買ってきたのです。本格的な着ぐるみは、調達難度が高すぎますので。


心配していたのは気温なのですが、くまモンに扮して30分ほどで涼しい風が吹き始め、パイル地も幸いして、思ったよりは暑くなく、任務を完了することが出来ました。


しかし、会長に何度も、顔が疲れてると指摘される始末。暑い中の準備の影響ですよ。今日、何本のペットボトルを飲み干したことか。


もう一つのお仕事は、閉会の挨拶。みんなが楽しみにしている抽選会の直後に行われます。抽選会が終わると皆さんすぐに帰り始めるので、実質、誰も聞いていなかった、というのが昨年の様子でした。


でも今年は割りと皆さん、帰りかかった足を止めて聞いてくださったようです。なんとなく。そんな気がしました。昨年は雨が少しぱらついたように記憶しているので、そんな影響もあったのでしょうね。


誰も聞いていないからと、適当な原稿を作っただけで臨んだ場だったので、焦りましたけれど。


挨拶が終わると、ほっとしました。なんだかんだで、この挨拶が一番気持ちに引っかかっていたのかも知れません。人前で話すのには慣れていますが、初めての事には相変わらず弱いのです。


19時半頃に会が終わり、それから片付けです。PTA役員と先生方で一斉に片付けをします。PTA主催の行事ですが、ほぼ園主導で行われていますので、道具類の片付ける場所も先生方にしか分かりませんし、統率も先生任せ。PTA主催行事と気付いている保護者の方が少ないかも?


とはいえ、今の形の方がPTAの負担は少ないわけで、園との関係も良好ですし、形を変えるメリットは見当たりません。先生方の、盛り上げたいという熱意におんぶに抱っこで、でもお手伝いは真剣に力を入れて、子どもたちのために今後も続けていけたらと思います。


ちなみに、肝心の自分の子どもたちの側にはほとんどいられませんでした。30分ぐらいかなぁ。長女はもう心配要りませんが(付き合ってくれてありがとう)、長男のわがままっぷりがなかなかだったようで、大変な場面もあったようです。それでもちゃんと送り出してくれて、ありがたいですね。


私はまだ来年もPTA役員を務める運命にありますが、来年は長男も入園します。妻の負担は、少しは減るでしょうか。次女も年長さんですし、みんなの成長に期待です。