書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

帰り

昨日の日記は長いくせに写真の一枚も無かったわけですが、今日も無いのです。スーツケースをガラガラと引きながら電車を乗り換えていく道中。写真を撮る元気は出ませんでした。


泊まったのは広島のホテル。ポイントを貯めているホテルチェーンのホテルがあるので。湯田温泉で旅館に泊まるよりたぶん安いはず。温泉旅館は憧れますが、一人旅にはちょっと贅沢です。


その代わり、なるべくきれいめなホテルに泊まりました。


広島まで戻ってきているので、少しだけ帰り道が短くなっています。なので、10時頃までホテルで過ごすことが出来ました。


チェックアウトして、お土産買って、あとはひたすら帰るだけです。新幹線さくら号を見かけてちょっと気分が盛り上がったりもしました。


ホテルで聞き取り調査して、近場では護国神社が一番大きなお宮さんみたいだから行ってみようと思っていたのですが、前述の通り10時過ぎにはホテルを出ないと帰りが遅くなりそうだったので、行けずじまいでした。早起きすれば行けたかもと思うものの、時すでに遅し。


せっかく遠くまできたので、研修じみたこともしてみたかったのですけれどね。成果無しでした。ああ、でも、広島市民の初詣スポットとか、そういう調査は出来ましたよ。成果が無いことも無いですね。


今後、檀家さん達とお参り旅行でも計画した際の参考には十分になります。


わたくし、新幹線に乗るとよく遅延が発生するのですが、今回は往路復路共に順調でした。平穏無事が何よりありがたいです。でも、帰宅後、広島県内では雨が凄く強く降って、停電した地域もあったようですね。早い復旧をお祈りしています。


山口県は、無事だったのかな。彼のお寺、庫裏はまだ丈夫そうでしたけど、本堂は年季入っていたからなぁ。何事もありませんように。


何日も思い悩んでいたお墓参りも、行ってしまえばあっという間に終わってしまいました。お参りしたことで、少し気は楽になりました。でも、これで終わりではありません。


師匠も、早くに遷化された同安居のお寺へ、平均すれば2年に一度はお参りに通っています。長野県内、車で行くわけですが、所要時間としては新幹線で山口へ行くのとそう変わりはなく、長い距離です。それでも通うのですから、やはり仲間の死というのはいつまでも癒える事は無いのでしょう。


私もそうなるんだろうな。もし薄れていくとしたら、もっと年を取って、生きている仲間よりも死んだ仲間の方が多くなった頃でしょうかね。きっとね。