数年前にホームシアターシステムをいただきました。DVDプレイヤーと5.1chのスピーカーがセットになったものです。新品を入れたので古いのを上げるよとお話しをいただいたので、ありがたく頂戴したのです。
いただいた当初は気持ちが盛り上がっていましたので、がんばって設置と配線をして、マニュアルも熟読して、仕事デスクに座っているポジションで一番よく聞こえるようにシステムの調整もしました。
ところが、それらの設定は、あるとき停電の影響かなにかで初期化されてしまいまして、以降、時折電源を入れてもなんだか聞きづらく感じて、最近では電源を入れることもなくなっていました。
それでは宝の持ち腐れと思い、久し振りに電源を入れました。マニュアルに目を通し、改めて設定が複雑であることを理解し、また、今の設定だと聞きづらく感じる理由も把握できました。
ちゃんと設定をしないのであれば、安物の2chステレオスピーカーの方が良く聞こえるものなのですね。
以前のようにスピーカーとの距離をメジャーで測りはしませんが、目測でおおよその数値をセットし、音量バランスも聞き比べながらセット。細かな設定はDSPのモード毎に設定することが出来る=それぞれに設定をしていかないと何の効果も無いということは、今日初めて理解しました。
というわけで、とりあえず音楽を聞いたりレンタル映画を観る分にはそこそこ「普通に」聞こえるように設定が完了。取りかかってみれば10分程度の出来事です。この10分を惜しんで何年も使わずにいたのですから、もったいない話ですよね。
もっとも、実際には音楽を聴きながら仕事デスクに向かう機会もほぼ無く、映画をオンラインでレンタルして見る機会もなかなか得られず、ホームシアターの出番はとても少ないんです。それが残念。もっと積極的に使っていきたいです。せっかくいただいたんですから。