書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

梅花特派講習会&宗務所日記&職員会議

今日から第四宗務所管内では梅花流詠讃歌特派講習会が開催されます。全国を巡回されている特派師範の先生から指導を受けられる年に一度の講習会と言うことで、我が第三教区からもたくさんの参加がありました。


私は開講式に随喜させていただき、終わり次第すぐに宗務所に向かいましたので、実際の講習の模様はさっぱり分かりませんけれど。講員の皆さんはみっちりと指導を受けられたものと思います。


ちなみにこの特派師範という肩書き。曹洞宗の師範の資格の中でも、二級師範以上の資格が必要で、且つ人数制限があるので資格を取りさえすれば誰でもなれるというわけではありません。ではどうやってなるかというと・・・


私もよく分かりません。一説には、誰かが特派師範を引退するときに後継指名をするとか、まあそれに近いような推薦を受けることで初めて道が開かれるというようなことを聞いたことはあります。いずれにせよ、狭き門です。


私は師範の資格は持ってませんので、そもそも道が違うわけですけどね。


時を同じくして現在、宗務庁において師範養成所が開かれています。年に3回、それぞれ5日間の日程で養成所が開かれ、それを二年間勤め上げると、4級師範の検定を受検することが出来ます。一日でも欠席は許されません。場合によっては即養成所から放り出されることになります。厳しい養成所です。


その成果で4級師範検定に合格すると、晴れて御詠歌を教える事が出来るようになります。梅花講の先生になれるのです。そこからさらに研鑽を積んで3級師範になると、今度は梅花講員さんの検定の検定員になれます。とはいえ、これも宗務所で行う検定会の話であって、宗務庁で行うより上位の試験では、さらに上の資格やら何やらがないと検定員にはなれません。


という具合に、曹洞宗の師範の資格は出来上がっております。よく組み上げた物です。


さて、宗務所に移動した私はひたすら仕事です。先週の金曜日に一日来なかっただけで伝票がたまっていまして、それを処理しながらお昼タイムが通過していき、全部整った辺りで職員会議の時間となりました。


今回の職員会議の議題はそれほど多くありません。今月、あと2回の出張が予定されていますが、それらの集合場所などを決めることぐらいです。


でもなんだかんだで気がつけば2時間たっていました。恐るべしです。無駄話に逸れた記憶はないのですけれど。


こうして、週のスタートの一日は、やたら忙しくスタートしました。今週は台風の接近もあるようですね。進路を見るとぞっとしますけれど・・・何事もなく通り過ぎていって欲しいものです。ほんと、何事もなく。お願いします。