書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所欠勤

今日はお檀家さんで葬儀があったため、宗務所はお休みです。梅花全国大会直前ですので、準備の手伝いをしたかったのですが(自分の用意もあるし)、何も出来ませんでした。しかしこればかりは仕方のないことです。


葬儀の方は、無事に勤め終わりました。住職多忙のため初七日法要も勤めましたが、そちらも滞りなく。ちょっとお説教が長かったかな。もう少しコンパクトな話の中で伝えなくてはならないと反省。


正太寺ではお年忌の後に、特段の事情が無ければお説教をしています。初七日法要の後は、お題も決まっていて、十重禁戒について。10個の戒律なのですが、このうちの最初の5つをお話しし、残りの5つは四十九日法要か百ヶ日法要の際にお話ししています。


葬儀の中で故人が戒律を授かったという話から始まり、ご家族やご親戚がその戒律を知り守ることが、ご供養になるという話の筋です。


これに加えてお通夜にもお説教が出来ると良いなと思っているのですが、最近は私がよく知る方の葬儀ばかりなので、冷静にお説教する自信が無いので挑戦していません。


今までに3度ほど挑戦しましたが、2度は泣けてしまって途切れ途切れとなってしまいました。会葬者の涙も十分に誘いましたが、私の勤めは仏教を分かりやすく伝えること。しっかりと話通せる自信が再び出来上がるまで、お預けです。早く何とかしなくっちゃ。


晋山結制随喜の翌日の葬儀は、体に堪えることが分かりました。とはいえ住職は葬儀の導師をつとめた後に、会議に2本続けて出席しています。座っているだけの会議ならともかく、そうでもなさそうです。いったいどういう体の構造をしているのでしょう。古希も近いというのに・・・


古希かぁ。何かお祝いしないといけないなぁ。