書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

今日は職員会議。決算所会を来週に控えていますので、内容の中心は決算書となりました。本番を意識して私が読み上げ、それにたいして突っ込みをしていくというスタイル。仮想所会、です。


所会にて納得してもらえるんじゃないかという感触は得られましたが、同じ内容の説明であっても、もう少し表現に気を遣った方がよさそうです。読み上げの練習に反映させようと思います。


その他の重要な仕事として、宗務所費請求書の発送。これは今日だけでは時間が足らず、来週に持ち越しとなりました。請求書を作成するに辺り、各種データが正確であることを確認する作業、これがとてもつらいです。単純作業。宗務庁のデータベースにある数字と、宗務所のデータベースの数字を見比べていくのです。宗務庁のデータを読み込んで処理できれば楽なんですけれどね。


宗務所費とは、宗務所の運営費をまかなうために、管内のお寺さんがお寺の規模に応じて負担する、いわば税金のような物です。この他に「宗費」というものがありまして、こちらは曹洞宗宗務庁に納めるもの。宗費の請求書が昨日届いたので、宗務所費の請求もはやくしなければ、というわけです。


ただ、宗務所費には宗務庁が算定したお寺の規模を表す数字以外に、住職や副住職の持っている宗門の資格なども関係してきます。それらを間違いが無いかチェックしないと、正確な数字が出せません。


一ヶ寺一ヶ寺チェックしないといけないのです。このあたり、宗務庁のデータをそのまま流用できると楽なのですが、今のところそういうことは出来なくなっています。全国に存在する他の宗務所によっては、宗務庁の数字を使っていないケースもあるかもれませんし、事情は複雑です。


結局の所、毎年、各地の庶務主事さんに負担がのしかかっているわけで、私もありがたくその負担を頂戴するのです。


来週は決算所会もあるわけですが、宗務所費の請求も遅滞なく出来るようにがんばらなくては。えいえいおー・・・