お寺は休日では無いのですが。宗務所で仕事をしてきました。
郵便局で大金の移動をさせて、宗務所に戻ると、書記さんが出勤してました。みんな働き者です。
お寺というのは、お寺の収入だけで暮らせていけるだけの給料に繋がるケースは、地方へ行けば行くほど少数派となります。正太寺はかろうじて暮らせていますけれども。
収入が足りない場合は、兼業をします。昔は学校の先生が多かったですね。お葬式が出来たと言えば、学校よりもお寺を優先して良かったようです。そもそも、兼業をすると言うことは、そうした事態になるケースも年間にわずかだったでしょうから。
今ではそんな簡単に休ませてもらえませんから、なかなか厳しいようです。役所に勤める方も多かったですが、やはりこちらも休みが取りづらくなって、兼業に向いている職種では無くなりました。
地方のお寺にとっては、さらに苦しい時代になっています。
そんなわけで宗務所の職員になる人もお寺の他にさらに仕事を抱えていたりして、なかなか当番日だけでは仕事が片付きません。休日出勤も止むなしとなります。
そこまでして、与えられた仕事をこなそうとしてもらえるのは、嬉しいですよね。お寺で兼業って、すなわち休みの無い生活って事ですから、そんな中で宗務所の仕事までがんばってもらえるなんて。
負けずにがんばろうと思います。ここ数日は、先読みが仕事の肝となります。いかに檀信徒大会に必要な準備をもれなく整えるか。突発的なことをどこまで想定出来るか。自分がその場にいないっていうのは、しんどいですね。