書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

ずっとMacの前で。

ほぼ1日、愛機MacBook Proの前で仕事をしていました。半分は宗務所の仕事。もう半分は過去帳データベース作成の仕事。


過去帳データベースは、入力と閲覧だけなら使えるところまで出来上がりました。見てくれは悪いですが、とにかく動きます。以前と違い、データベースソフトを使っていますから、検索機能を自分で実装しなくて良いので楽ですね。


その分、使い方をある程度覚えないと使えませんけれど。例えば、戒名がかぶらないように、似たような戒名が無いか調べる、というシチュエーションがあるのですが、今までは含まれる文字をいくつか入力するだけで検索出来ました。


データベースソフトの場合は「*調べる文字*」という具合に、前後に*(アスタリスク)を含ませてあげなくてはなりません。ワイルドカードといって、コンピューターの世界では一般的な表記の仕方ですけれど、知らなきゃ一生知らずに済む表記方法です。


*以外にも使える文字がありますしね。FileMakerでも多分使えるはず。じゃないと複雑な検索が出来ないので。


という具合に、私が使う分には今持っている知識だけで対応出来るのですが、住職には新たな知識として覚えてもらわなくてはなりません。そこがちょっと残念なところ。


もっとも、住職も「DIR ∗.∗」などと入力していた時代の人なので、すぐに分かると思いますけれど。


そうこうしている間に、宗務所関係のメールが飛んできます。今、檀信徒大会のパンフレットに掲載する広告を関係業者さんに依頼していて、広告原稿がメールに乗ってやってくるのです。過去帳データベースをいじりながら、返信メールを書いていくのです。業務内容が全然違って変な感じ。


夜になってから、明日の予算所会で提示する予算案の再確認。概要を文書化して頭の中を整理しながら、1項目ずつ確認していきました。1時間はかかったように思います。


「概要を文書化」することで「頭の中を整理」できるというあたり、文系な思考法をしているように思うのですが、その割に理系な分野に知識を持っていますし、自分の得意分野がよく分からなくなってきました。今夜は、自分の存在に悩みながら眠りにつくことになりそうです。


この年になって、自らの得手不得手で悩むとはねぇ。