書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

昔から変わらぬ想い

法事が2件。午前と晩という構成で、子どもたちには早風呂をしてもらって、お勤めのために協力してもらいました。


正太寺は四十九日法要をお逮夜で勤めるのです。当たりの日の前の晩に営む、ということです。ですので年間およそ10回以上は、晩からのお勤めがあります。


数年前までは、通常の法事の際にもお逮夜を勤めていました。日曜日に法事があるとすると、土曜日の晩に伺って、お逮夜法要を勤めるのです。親戚も集まりますので、たいてい10人から20人ほどで。お経の時間も30分近くありますので、お年忌を2回やっているようなものですね。


終わった後にお茶菓子やつまみ、お酒も出ますから、施主家の負担はかなり大きかったと思います。


その当時は私も独り身でしたから、昼だろうが朝だろうが晩だろうが、お経を読みに行くのに何ら問題は有りませんでしたが、家庭を持った今の状況だと、朝昼はともかく、晩は子どもたちにも協力してもらは無ければならないので、なかなか大変だな、と思ってしまいます。お風呂にそれぞれ1人で入れるようになれば、また何とも負担に思わなくなるでしょうけれど。まだ何年も先のことですね・・・


さて。大晦日に久し振りにクレジットカードを新しく申し込みまして、金曜日に審査合格のメールが届きました。今はカードが届くのを今か今かと待っている段階です。


この気持ち、昔とちっとも変わっていません。おそらく小学生の頃から。楽しみな物が出来ると、それが届いたり、その日になったり、一日一日を指折り数えてしまいます。


今回のケースですと、審査の途中で申込書が送付されてくるのですが、まずはその申込書が届かないか必要以上に郵便受けチェックをしたり、今もまたカードが届かないがやたらとチェックをしてしまいます。


こうした振る舞い、良いのか悪いのか悩みます。僧侶としては良くないですが、非常に人間味の溢れる部分でもあります(自分で言うな)


直そうと思っても、そう簡単に直せるような部分でも無いですけどね。