書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

特派布教

6月の梅花特派講習会、そして10月の特派布教。それぞれ、特派師範と特派布教師という特別な称号を持つ僧侶による、指導と法話を聞けるという、貴重な機会です。(時期は宗務所単位で異なります。第四宗務所の場合は、6月10月で、不動ですね)


今日は特派布教がありました。新居町の普門寺様を会場にお借りして、各寺院の総代さんたちが主になって集まっていただき、特派布教師さんの法話に耳を傾けていただきました。


そんな事をしている裏で。第三教区のほぼ全メンバーで、教区会が開かれました。あんまり開かれないんですよ、教区会。


宗務所から提案並びにご意見伺いを立てている内容についての、いわば説明会のようなものです。


私は第三教区の人間であると同時に、宗務所の職員でもありまして、さらに今回の件については一番関わっているであろう立場の庶務主事ということで、どんな意見が出るかかなり緊張していました。


が、幸いにも公式な発言をする必要も無く、閉会となりました。ホッとしましたよ。


今後、アンケート用紙を配布して、各僧侶のそれぞれの意見を拝聴して、集計した物を教区長さん方によくよく目を通していただき、最終的には宗務所会にて宗務所の方向を決めていくことになります。


実は今、かなり大事な局面なのですよ。残り任期2年をどう乗り切るかで、その後の宗務所にまで影響を及ぼしかねないという、責任重大な状況があります。


毎日緊張ですよ。いやあ、楽しいですねぇ。病気になりそうです。いやいや、各お寺さんの視線を直接浴びている所長さんと教化主事さんは、こんなもんのプレッシャーじゃないでしょうけれどもね。私には真似できませんよ。