書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

Ustream配信のために

この猛暑の中、娘は学校行事で近くの海水浴場へ行って海岸清掃と海水浴を楽しんだとか(汗びっしょりになって帰宅)、次女の熱は下がったり上がったりとか、それなりに今日もいろいろありましたが。


日記に書くとなるとやはりUstream配信の準備のことでしょうか。


正太寺の山門大施餓鬼の時間帯は、本堂内に西日が差し込んできます。カメラを設置する場所を選ぶ際にそれを考慮すると、本堂の西側の扉のガラス面が最も適していることとなります。


法要風景全景が入るようにするには、東西のどちらかの方向から見るしかありません。そして西日の影響を避けるには、西に背を向けてカメラを設置することになります。


試しに西日の入る時間帯に東側からの画を見てみましたが、本堂内は暗く映っていました。今の時期だとお盆の頃ほど入り込まないので、同日は真っ暗に映ってしまう可能性も高いです。


もっとも、人が入っていると、人の合わせて露出が調整されるかも知れませんから、思いの外、ちゃんと映る可能性もあります。


ですけれど、万全に備えるのであれば、そうした不確定要素は省きたいです。つまり、西側から映す、これ1択。


しかし、そこには別の問題がありました。今回用意した機材は、無線LANの電波が必要です。インターネットにデータを出すのですから当然です。有線LANにも対応していますが、本堂内にケーブルを這い回すのは無理です。


そして、無線LANの電波は、本堂の東側の寺務所から出ています。カメラ設置予定場所の本堂西側は、本堂内で一番、無線LANから遠い場所、となります。


電波の強度を示す3本線(携帯電話の電波アイコンと同じです)は、2本立っているのですけれど、その表示以上に電波状態は悪いらしく、映像にはひどいコマ落ちと遅延が発生してしまいました。これではせっかくの生中継も見るに値しない内容となってしまいます。


東側で試したら、こちらは良好で、非常にきれいに映像が送られていました。


なかなか悩ましい事態です。これを解消するには、なんとしても西側に電波を届かせなくてはなりません。安易な解決策としては、無線LANの機器をもう1台用意して、カメラ設置場所を見通せる場所に据え付けること。


法要配信時だけで良いので、ケーブルの配線も適当に済ませて良いのですが、機材は買わなくてはなりません。追加で1万円ほどの支出となってしまいます。それし美しくない。


解決手段が見つからなければやむを得ませんけれど、これでは費用対効果がどんどん悪化するばかり。今年はお試し放送ということで、効果に関しては元々
大してアプローチを考えていませんけれど、費用はなるべく抑えたいところ。


今ある機材を使い回そうにも、常設場所から移して設定を変えるとなると、他の問題を起こしかねないので、ネットワーク回りの機材にはあまり手を着けたくないという思いがありまして。


他に方法が無いか、しばらく悩むこととします。