書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

弁天島花火大会

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世間は七夕ですけれども、浜名湖の南側では、弁天島花火大会で持ちきりです。妻のお在所が花火が見えるスポットの近くにあるので、結婚以来、ほぼ毎年この時期はお在所で過ごすようになりました。


昨年は震災の影響で中止だったんですよね。単純に自粛したとか、警察・消防が被災地の応援に出ていて警備や防火体制に不安があるからとか、理由はいろいろ飛び交いましたけれど、実際の所はどうだったんでしょうね。細かな説明があったというニュースは耳に届きませんでした。


ともかく、今年は無事に開催です。単純に嬉しいですね。弁天島のホテルは、賑わったのでしょうか。潮干狩りと花火が、一番のかき入れ時と思われます。しばらく廃れてしまっていましたからねぇ。最近は経営が変わって、思い切った運営をするようになって、以前よりは賑わっているように感じますけれど。


今年は初めて、いつもとは違う場所で花火を見ました。今までは、お在所の中から見るか、近くの橋へ行ってみるかだったのですが、もう少し浜名湖の方へ近づいてみました。


1歳半の長男が動き回るので、浜名湖に落ちやしないかと心配はありましたが、長男はもっと心配だったようで、危なそうな所まで近づきさえしませんでした。花火にもびびってましたし。でも最後の30分ぐらいは、花火にも慣れた様子でしたけれど。


夜中に何度も泣いて起きたので、相当怖かったようですけどね・・・


半ぐずりの長男を抱っこして花火を見ていたら、後ろの方からたばこの匂いが。こんなに人がいるとこでたばこを吸う人が未だにいるんだなと思いながら(マナーが悪すぎる人がいるからどんどん喫煙エリアが減ってくんだぞと思いつつ)、チラチラ様子をうかがうと、昔ながらの言葉で言えばヤンキー、でもそこまで筋が通せそうもないような若者でした。


長男がそちらの方へ指さして、行けと指図するので、仕方ないなと思いつつ、あきらかに彼らの、自分勝手なテリトリーの中へ。


案の定、1人がどっかの方向きながらうちの子に対して、「何見てんだガキが、殺すぞ」と吐き捨てていました。


自意識過剰なんですよね。こんな小さな子が、暗闇の中で人影なんか気にするわけがない。それに君もほんの数年前はこんなだったのにねぇ・・・


私も息子も、彼らのことは完全に無視して会話をしていましたが、その後は何も言いませんでした。おかしくなってるのは1人だけで、他数人の仲間は花火を見ていたかったようですし。


でも、数分後にはそこからいなくなってました。辺りを見渡してもいませんし、ちょっとみて、満足してしまったのか。他の場所にいる仲間と合流したのか。


なんにしても、もうちょっと、回りに気を使えると良いのですけれど。


すこーしだけ気分の悪い時間がありましたけれど、それ以外はとても気持ちよく花火を見る事が出来ました。もっと間近で見たいですけれど、子どもがまだまだ小さいので、それは無理ですね。長男が小学校の中学年ぐらいになったら、行けるでしょうか。


人混みを迷子にならずに、且つだだをこねずにクリア出来るのって、何歳ぐらいから何でしょうかねぇ。早く間近で見る花火を、経験させてあげたいです。