書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

全国大会旅行1日目

梅花流の全国大会へ行く旅、1日目。朝5時50分にバスが来ます。一番早いところは5時半頃に出発です。朝の20分の差は大きい。まだ幸せです。


私の乗ったバスは3号車。湖西市三ヶ日町からの参加者を乗せて、三ヶ日インターから三ヶ日ジャンクションを経由して新党名へ。


遠州森町PAで全車集合し、職員・寺院・添乗員・乗務員揃っての出発式です。


全車と言っても、3台ですけどね。


出発式の後は、一路舞浜を目指します。首都高を通りましたが大きな渋滞もなく、予定通りお昼に舞浜のシェラトンに到着しました。


ここでランチバイキングなのですが、私はここへ来て急に体調が悪くなりました。気分が悪くて、食が進みません。結局、バイキングなのにほとんど食べないで終わってしまいました。


到着直前に眠気が差したのですが、我慢して起き続けていたのが原因かもと、今度はすぐに昼寝体制を取りました。その甲斐あってか、目が覚めると気分は回復。立ち寄り地の潮音寺様では、しっかりとした気持ちで法話を聞くことが出来ました。


ただ、相変わらず咳をすると痛いのですけどね。うずくまるぐらい。しんどいです。


被災地でもある潮音寺様とその周辺地域。液状化の被害がものすごく、聞けばほとんどの住宅が傾いているとのこと。新しい家ばかりの住宅地も近くにあったのですが・・・


こういう光景を見ていると、持ち家よりも賃貸の方が良いのかな、なんて考えてしまいます。お寺の場合はそうもいってられませんが。賃貸のお寺は見たことない。テナントに入居ってことになる?


何にせよ、傾いた家を元に戻すには、莫大なお金がかかるはず。建て替えた方が早いというぐらいのことにもなるのでしょう。


お寺の一部の建物を、ちょっと傾きを直すのに、500万とかそういう単位でお金がかかるんだそうです。個人ではそんな負担、背負えるわけありません。ローンもあるのでしょうから。


かといって国で支援しようにも、財源には限りがあります。それを支えているのは国民ですからね。増税になったら結局回り回って被災者の負担が増えるわけです。何にもなりません。


被害を減らすべく対策をしても、なくせるわけではありません。東海地震が来たとき、はたしてどんなことになるのか、考えただけでゾッとします。


やはり考えさせられることの多い時間となりました。


その後、潮来へ移動し、潮来ホテルへ宿泊。いよいよ明日は、全国大会です。今回は登壇する人はいませんが、参加者の皆さんはそれなりに緊張もされていることでしょう。


せめて引率はそつなく行って、大会に集中出来るように協力したいと思います。