書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

日曜のど真ん中

今日はお役僧が一件あるだけ。仕事量としては大変少ないです。12時開式。式中はもちろん集中してるのですけれども、お役僧という仕事には残念な点もつきまといます。


平日なら問題にならないのですが、土日はね、家族と過ごす時間が欲しいじゃないですか。本来、副住職には望むべくもないのですが。


忙しければ良いんです。最初から諦めますから。でも、仕事の予定が無かったのに、1日2日前にお役僧が入ってくると、がっくりとなるのです。


会社勤めの人が、直前になって休日出勤が入るのと同じようなものですが、もっときついのが、拘束時間が1時間半程度なのに、1日のど真ん中の時間であるがために、出かけることも出来ず、「良い天気だねえ(どこかに出かけたかったねぇ)」とぼんやり空を眺めて時間が過ぎてしまうことです。


子どもたちが大きくなれば、土曜日ぐらい少し帰りが遅くなってもいいやとなって、午後からどこかへ出かけるということも出来るようになるかもしれませんけれども。でもその時にも住職が健在でいてくれないと、留守には出来ないからとなって、全員揃って出かけられなくなります。


うーん、あれです。
ドアホンを携帯回線につなぐしか無いですね。ありますよね、そういう機械。将来的にはそれも考えよう。


そうだ。それなら、子どもたちが幼い今だけこらえればいい。存分に仕事が出来る未来が待っている!技術の進化万歳!


よし、前向きな気持ちになったところで、今日の日記は閉じましょう。昼間とは変わって、良い気持ちです。