書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

法類寺院での本葬儀

法類というのは、お寺間での兄弟関係のようなものです。師匠と弟子は血縁では無く仏法で繋がっています。弟子がよそでお寺を開くと、師匠のお寺と弟子のお寺は本寺・末寺の関係となります。


そうした末寺が他にもあると、末寺同士は法類となります。


以上、「よく分かるお寺用語解説」でした。


実際にはもっと複雑になるんですけどね。それはともかくとして、正太寺の法類寺院で東堂様(ご隠居様)が遷化されまして、本葬儀が今日、執り行われました。


法類ですので当然参列します。若手に数えてもらえる私は、配役もいただきました。侍者。先月、市内のお寺で勤めたばかりで記憶に新しいので助かりました。


なんといってもお腹の調子が優れないままでしたので、それが一番の懸念でしたね。すこし冷え込んだ日でしたので、背中とお腹にカイロを貼り付けて、なんとかお腹の痛みをやり過ごすことが出来ました。


法要後に、他の法類寺院の方丈様から、侍者が向いているね、と評されてちょっと嬉しかったり。自分では受付が一番向いているように思うのですけれど。何が良かったのかなぁ。


お腹の痛みを堪えてがんばった甲斐がありました。


お昼過ぎに帰宅し、休憩しながらも、お出かけの準備です。明日、子どもの1人が記念日なので、サプライズでお出かけをするのです。気付かれないように出かける支度をするのは一苦労。ま、ほぼ全て妻がやってくれるのですけれどね。


私はカメラの用意が大事な仕事。バッテリー切れなど起こさないように、周到に準備しました。


明日は早起きです。長距離ドライブ、行ってきます。