書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

梅花大会前夜

宗務所主催の梅花流詠参加奉詠大会、明日が本番です。管内の梅花講講員の皆さんは、昨年中に発表された奉詠曲を、一所懸命練習して、明日の登壇を緊張して待っていることでしょう。


その舞台裏。


15時半、会場となるホテルに集合し、準備を開始します。観客席はすでに整然と並べられています。壇上もまた、依頼した業者さんによって、三尊仏のおまつりが整えられていきます。


我々宗務所職員と、随喜をお願いした管内師範(梅花流4級師範以上の資格を持つ方々)、青年会の皆さんは、主に大会パンフレットと参加記念品を袋詰めしたり、観客席が講単位の指定席なのでそれが分かるようにしたり、講員さんが移動するのに危険が無いように、足下の安全性に特に気を配ったり、当日の係り毎に詳細な打ち合わせをしたりと、雑務から専門性の高い打ち合わせまで、諸々緻密に行っていただきました。


私は受付係。書記さんと一緒なのですが、書記さんはそれぞれに他の係りも受け持っていて、よくよく考えるとあんまり頼れなさそうな感じ。受付は、受付開始から開式まで、動きが取れなくなります。受付オンリーの私が基本的には全てを行う心づもりでいないと、大変なことになりそうです。


とはいえ、私も前期宗務所での経験がありますから、慌てることもありません。確認しなくちゃならない一番大事な点は心得ていますから、そこに集中していれば大丈夫。


というわけで、特に打ち合わせも出来ないので、全体の動きを眺めていろいろ手を出したり、差し入れのコーヒーの買い出しに行ったりしていました。


その後、講師さん到着と入れ替わりで随喜の師範さん方は解散。職員はその後も居残り、リハ見学、そして講師接待へと続くのでした。


普段は接待の場にはあまりいない私ですが、今回は同席させていただきました。一応、主事の端くれ、こうした仕事もしませんと。いつまでも書記気分でいては他の主事さん方に申し訳が立ちませんから。つい甘えちゃうことの方が多いんですけどね。


明日は早朝から集合し、私は受付のスタンバイをしなくてはなりません。疲れが抜ける暇が無さそうなのですが、講員さんは緊張が抜ける暇が無いはず。受け入れる側として、全力で当たりたいと思います。