書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お悔やみと、お出かけと

昨日立てた算段通り、朝一番でお悔やみへ伺いました。悲しみの空気の流れるご遺体のそばで住職と共にお勤めをさせていただき、お茶をいただきながら少しお話をしました。


その後、住職と2人、やや重めの足取りでお寺へと戻りました。大往生なら、こんなに辛くないのです。


気持ちを切り替えて、今度は子どもたちに向き合います。今日はお年忌が一件あったのですが、住職がお勤めしてくれるということで、家族でお出かけをしました。


外は寒いのですが、公園で遊びたいと言う子どもたちの意見が強いので、いつもの船の公園でしばらく遊びました。私は車で移動中に寝てしまった長男のお守りということで、車内待機。少し仮眠が取れました。


1時間弱でしょうか。冷え込んでくる前に車に戻ってきた子どもたちと妻を乗せて、今度は買い物です。春に向けて必要な物があるので、物色に。


浜松駅前の某百貨店まで出かけたのですが、駐車場がいっぱいで提携駐車場へ入れていつもよりは苦労してお店まで行ったのですが、結局何も買わずに帰ってきました。なかなか思うような品が無いものです。


久し振りに家族水入らずで外食をし(回転寿司は安くてサイコ〜)、一日が暮れていきました。あっという間です。


明日はもう、お通夜。気持ちはすぐにそちらと流されていきます。切り替える必要なし。勝手に流されます。子どもたちの側に居ても、頭のどこかではご逝去された方丈様のことを考えていました。


まだお若い。さぞ無念だったことでしょう。まだまだ、やれることがあったはず。やりたいことがあったはず。しばらくは、私も気持ちが揺さぶられる時間が続きそうです。