書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

ようやく三が日が過ぎました。

多くの人はお正月過ぎていくことにとても切ない気持ちを抱いていると思います。明日から仕事始めという方も多いでしょう。


お寺は逆に、ようやく終わってくれる・・・という気持ちでいっぱいです。少なくとも三が日が過ぎなければ、年末から続く忙しさは一段落しないのですから。私の場合は12月入ってから休みらしい休みが無いので、これでようやく休みを手に入れられるかも、という期待が持てるようになるのです。ウッハーイ!


僧侶の生活には本来休みなんて無いわけですが、鎌倉時代の僧侶と違って、今はお寺の運営を少人数でこなしていかなくてはなりませんから、一般の方と同じように休養を取るときが無ければとても体が持ちません。自身の修行に没頭していられたら、どれほど充実した日々となることか。それでは大乗仏教の僧侶としては、正しいとはいえませんけれど。


ともかく。今日は初めて他山(ほかのお寺)の大般若会に随喜させていただいて、太鼓を任せられてお腹が痛くなったりしながら過ぎていきました。明日は葬儀で一日が過ぎ去る予定です。今の予定であれば、5日は休みを取れそうなのです。楽しみです。娘たちの冬休み最終日。何とか一日、一緒に過ごせる時間が確保できればと願っています。