書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お正月の恒例行事

今日は年始回りの日です。お年賀のご挨拶をして回ります。曹洞宗の僧侶には3人のお師匠様がいるのですが、その2番目のお師匠様のところへご挨拶です。私の場合はお一人だけですが、お寺さんによっては、もっとたくさんお年始回りをする方もいますね。


本来でしたら4日に伺いべきなのです。正月三が日の間、師匠のさまざまなことを祈念してお勤めをして、その際にお供えしていたお餅を持参するのが慣わし。ですので2日に行ったんじゃ、お勤めが足りないのです。


でもまあ、そんなことは知らない若かりし頃に2日に行ってしまい、以来ずっと2日にご挨拶に伺っているので、今更変えるというのもやりづらくてですね。


師匠もそれまでは2日にいろいろお年始回りをされていたようですが、たぶん、私が来るから、予定を変えてくださったようなのです。それなのにもう、ほんと、今更です。


たぶん師匠がお元気なうちは、2日に伺い続けることでしょう。いつまでも続けられることを願っています。また、今年は家族総出で伺いました。子どもたちを連れて行くたびに、もっと頻繁に来てくれて良いよと言ってくださいます。もう何回目かで、社交辞令というわけではなさそうなので、何かのタイミングで連れて行けるときがあれば是非にと考えています。


とはいえ、私自身が、年に一度しか顔を出さない不肖の弟子な訳ですけども。暑中見舞いとか、顔を出すようにしようかな。


午後からは妻の実家にご挨拶です。師匠の前にいるよりはリラックスできて、ホッとしますね。いつも大変に喜んでもらえて、子どもたちとも遊んでいただけて、嬉しいです。三が日が明けたら、正月休みと称してお泊まりに来たいと思っています。なんとか予定が確保できますように・・・