書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

メールマガジンを始める予定です

宗務所からお寺への連絡事項に、メールマガジンの仕組みを利用しませんか?という営業さんが来て、いろいろ話を聞くうちに、正太寺でメールマガジンを出してみることになりました。


住職がいないうちに勝手に決定してしまっていますが、中身を私が書くというのであれば、却下にはならないでしょう。


この日記は毎日分(毎日、では無いのがポイント)掲載されていますが、メールマガジンは、お寺ならば月に2回ぐらいがちょうど良いのでは、ということでした。そんなにネタも無いですしね。


メールマガジン自体は携帯電話で読むことを前提に、文字数少なめで、なるべく写真を同時に載せて、ホームページへの誘導も行うという具合です。ホームページも携帯電話対応のものを作ってくれるとか。


私の場合は携帯電話対応ページを作るソフトもありますので、自分でやろうと思えばやれますけれど、最近は猛烈に時間が無いので、無料だと言うから頼んでみようかな。


メールマガジン配信のためのコストが高いようであれば検討すらしないのですが、提示していただいたのは月額7,350円。メールマガジンを登録するのにどうしても携帯電話での操作が必要になるのですが、それをお手軽にする機械(手で握りしめられるぐらいの小型のもの)があるそうで、それが今なら在庫がある限り安く提供できる、と言うプランなのだそうです。


在庫が無くなると、1万円ちょっとの月額料金のものしかなくなるそうな。機械が無しならもっと安いのですけれどね。


それだけのコストをかけて、単純に同額の金銭的価値のあるメリットがあるかというと、無いでしょうね。お檀家さんを対象に中身を書くのですが、お檀家さんに受信登録(購読登録)をしていただくだけでさえ、一年ぐらいの時間をかけてちょっとずつ行わなくてはならないでしょうし。


今はほんの少しの方が、この日記を見てるよと声をかけてくださる程度ですが、携帯電話向けのメールマガジンだったら、登録さえしてもらえれば、もう少し読んでくれる人が増えるかも、と考えています。


全てはお檀家さんとお寺との距離を短くするための試みです。距離が短くなる、将来的にはそれが一番のメリットとなってくるでしょう。


そのためにはやはりメールマガジンの中身が最も重要になってきます。堅苦しい内容は「続きはWebで」的な手法で興味を持った内容だけホームページで見ていただいて、メールマガジンはライトな内容で、さらっと読める、そんなものにしたいと思っています。


うまく進めば年内に契約事務が整うとのこと。お正月にアナウンスが出来るかも知れません。


いつもお寺のこと(ご先祖様の供養やお仏壇の管理など)を担当しているおばあさん・おじいさんが、慣れない手つきで携帯電話を操作しなくても、身近にいる息子さんなどが自分の携帯電話に届いたメールマガジンを見せてあげる、というのが理想と思っています。次に家長となる人が、一足早くお寺と接点を持つ、それを期待しています。


実際の所、70代ぐらいの方だと、携帯電話を苦も無く扱っていますけれどね。でも、メールマガジンの購読登録なんて言うと、ちょっと躊躇されるでしょうし。そこでご家族のサポートがあればなぁ、なんて虫の良いことを考えているのですよ。


無駄銭にしないためにも、慎重に、されどさらっと、メールマガジン発行をしていけたらなと思います。