起床は6時。もっとも、22時消灯なのでみなさんしっかり休んで、5時頃から朝風呂に入っていた方も多かったようです。恐山のお風呂は温泉です。強硫黄泉。気持ちいいですよ。
朝のお勤めを一緒に勤めます。まずは恐山の中核を成す地蔵殿にてご祈祷。本堂に移動して先祖供養を勤めていただいて、終了。本山と比べると遙かに短いです。
小食(朝食)をいただいて、下山となりました。恐山の精進料理は、なかなか評判だったと思います。おいしかったですよ。両本山のもおいしいですが、恐山のそれはより一般向けに振られているようでした。
恐山を後にして、フェリーも使って竜飛見粼へ向かいます。青函トンネルの工事現場を体験できる体験坑道にも入ってお勉強。その後は一路鰺ヶ沢へと向かって、そこで宿を取りました。
夕食は、宴会です。精進落としですね。一所懸命研修に励んだ後は、お楽しみが待っているという。
本当は始めから終わりまで研修モードで通したいわけですが、それでは参加者の確保が厳しいため、こうしてかならず温泉地を行程にいれて、宴会付きになっているのです。
まあでも、普段接することの無い菩提寺以外の和尚と一緒に食事が出来るのですから、それもまた一つの研修ですね。曹洞宗のことをよく知ってもらえれば、研修の目的にかなうのですから。
私は少し飲み過ぎたようで、宴会が終わって部屋に戻ったら、倒れるように寝てしまいました。飲み過ぎたと言っても、ビールグラスいっぱい飲んだかどうかぐらいですけどね・・・
せっかくの温泉宿なのに、温泉に入らないうちに一日が終わってしまいました。