書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

ぐりんぱへGo!

お盆明けの家族旅行です。楽しみにしていました。家族旅行で高速道路を走って出かけるのが、ささやかな楽しみなのです。


ぐりんぱは富士山にある遊園地。昔、日本ランドのあったところだと思います。小学生の頃に子供会で連れて行ってもらったような記憶が。道中車酔いして、林檎のにおいをかいで堪えていたような。そんな記憶が。


いまはガラッと変わって、シルバニアビレッジのテーマエリアや、ウルトラマンのエリア、そしてピカソのタマゴと呼ばれる体と頭を使って全身で楽しむエリアに大雑把に分かれています。


他にもカヤック体験が出来たり、けっこう豊富なアトラクション。その中でも今回の目的は、ピカソのタマゴです。


昨年オープンしたばかりのアトラクション。実は昨年も一度ぐりんぱへ行っているのですが、日帰りのために滞在時間が短く、初ぐりんぱというわけでいろいろ遊んでいたために、最奥部にあるピカソのタマゴにはたどり着けなかったのです。次女はまだ2歳で、妻は妊娠中というのも影響しましたが。


今回はとにかくピカソのタマゴを楽しみたい!そんな思いででかけたのですが、天候はかなり悪く、主には濃霧、時々ぽつぽ雨という具合でした。


そして。寄り道しながらピカソのタマゴにたどり着き、いよいよチャレンジ!と中に入ったら・・・


最初の迷路を抜けたところで土砂降りの雨に。持っていた傘は大人用が一本。子どもは2人。妻と長男は授乳のために別行動をしており、この事態を回避できたのは幸いでしたが。


カッパとまではいかないものの、小雨ならしのげる程度の上着をはおっていたものの、そんなものではどうにもなりませんでした。傘に2人を入れながら、アトラクションをショートカットして出口を目指します。


初めての場所。エリア全体は大人の方ほどの高さの網で囲われていて、土砂降りの中では乗り越えるのも難しい。ようやく入り口で説明された最後のアトラクションに到着すると、そこはまたしても迷路でした。しかも、ここはショートカットできない・・・


中に入ると、通路が狭く傘が広げられません。挙げ句、段差が大きくて次女は自力で乗り越えられません。


頭上に岩が被さっているような場所で雨宿りをするも、それでもかなり雨に当たるし、雨が止む気配も無いし。あんなに途方に暮れたのは、ここ数年では経験の無い事でした。


最終的には傘を畳み、次女を片手で抱えて、長女を先に歩かせ方向を指示し、迷路を突破。でも、やっぱりずぶ濡れでした。


こんなこともあろうかと、子どもたちの着替えは妻が用意してありましたが、大人の着替えは無かったのですよ。荷物を減らしたかったですし。それから先は雨が完全に止む事も無かったので、お土産を買ってぐりんぱを後にしました。滞在時間は4時間ぐらいかな。


夕暮れまで楽しめるようにと、今回は宿泊をセットして出かけてきたのですけどねぇ。


そして今にして思えば、入り口に戻ればあんなに濡れなかったかな、と。最初の迷路は傘を差して歩ける広さがありました。基本的には入り口からは出られないアトラクションですが、係員が立っているだけなので、あの雨なら当然外に出られたはずです。


あんなに濡れなかったならば、天気を見ながら、もう少し遊園地部分で遊んでいく事も出来たかなぁ。後の祭りですけれど。


この後は、添い寝の子どもは無料のビジネスホテルにて、格安宿泊です。屋根のあるところがうれしかったです。ここならどんな雨でも濡れない、と言う安心感が。


とんだ1日目となってしまいましたが、でも、楽しみにしていた家族旅行。愚痴らずに明日も楽しむぞ!